のぞむ
「博士。この前話したディアボロ猪瀬(注:子どもの発言です!)が、オリンピックのプレゼンに行ったんだってね。」
博士
「これ!猪瀬知事に失礼じゃろ!五輪招致活動じゃな。大変じゃの、外国まで。確かフェンシングの太田選手も同行して、英語でスピーチをしたとか。」
のぞむ
「もちろん第一声は『アイスボックス!』だよね!」
博士
「英語じゃから『Icebox!』じゃないかな? まぁそんなバカな話はさておき、招致活動もさることながら、実施競技の選考も熱くなっておるな。」
のぞむ
「あぁ、レスリングとか野球&ソフトとかのやつ?」
博士
「いろいろ問題はあるが、単純にのぞむくんはどれが残るのがいいと思う?」
のぞむ
「ぼくは野球が好きだけど、7回で終わりとか意味が分かんないよ。WBCの球数制限もどうかと思うけど、今の野球は投手分業だからこそ、7・8・9回をどうするかが面白いのに。もはや違うスポーツだよ。
けど、ソフトボールは最初から7回だし、鉄腕上野もまた見たいな。
沙保里には是非とも『嫁でも金』を目指して欲しいから、レスリング&ソフトで1競技ってのはどう?」
博士
「それは無理じゃろ… けど、今ののぞむくんの意見に今回の問題点のひとつが隠されているね。」
のぞむ
「えっ、沙保里が嫁に行くのはやっぱり無理ってこと?」
博士
「霊長類最強を呼び捨てかよ... しかも『やっぱり』て。
そうではない。野球のルール変更の件じゃ。」
のぞむ
「なんでそこまで折れるかなぁ。」
博士
「世界的な野球普及の為とか、共同で連盟を作ったソフトボールの為とか、理由はいろいろあるんじゃろうが、結局IOCに気に入られる為、という見方が出来てしまう。スカッシュも観戦しやすくするために壁面を透明にするとかいう話じゃし、もちろん選手の理解があればこそなんじゃが、これが前例になると、今後オリンピックに採用されるためのルールが大前提になってしまう。のぞむくんの言うように、最悪全く別の競技になることだってあるかもしれない。」
のぞむ
「そもそも、なんで競技を減らすの?」
博士
「競技が増えすぎることで開催地への負担が増えることに対する配慮ということじゃ。それに競技団体に競争意識を持たせ、競技そのものをより良くしていく、みたいなことも言っておるそうじゃ。
しかし、どうも最近のオリンピック自体商業色が強く、利権がらみという声もあながち無視できん状況になっておる気がするの。現在はオリンピックにもプロ選手が多く参加しておるし。」
のぞむ
「まぁ、プロ選手が入ってこそ真の世界一、金メダルみたいなところはあるよね。レベルが低かったら、見る方もやる方も憧れなくなっちゃうもんね。」
博士
「そうじゃな。オリンピックに対する憧れやそこを目指す気持ちが原点のはずじゃ。国を背負って世界に挑む、そんな舞台がオリンピック以外にも増えてきたから、オリンピックそのものの意義が揺らいできているのかもしれん。」
のぞむ
「サッカーなんてワールドカップの方が断然格上だよね。」
博士
「うむ。じゃから23歳未満という制限を付け、それをカテゴリー化することで巣みわけている。ある意味、野球もそうした意図があるのかもしれん。『別のカテゴリーだから格が上とか下ではない』とね。
ただ、サッカーのW杯や野球のWBCのような大会がない競技にとって、オリンピックはやはり特別なもんなんじゃな。世界選手権のようなものはあっても、オリンピックのように国を上げて、また普段その競技に興味が少ない人も注目する舞台はなかなかないもんじゃ。」
のぞむ
「そういう気持ちを大事にして決めて欲しいもんだねぇ。確かにオリンピックでしか観ない競技もあるもんね。だったらサッカーとか野球とかは要らないんじゃない?」
博士
「そうすると今度はオリンピック自体の人気が下がってしまう。ファンの多い目玉競技も必要なんじゃな。商業色と言ったが、開催にはたくさんのお金が必要じゃ。それなくしては開催自体出来んしな。じゃからと言って、お金のある地域だけが開催地になるのも良くない。世界中のどこでも、スポーツを通じて社会を発展させる、というのもオリンピックの意義じゃからな。
だから、五輪招致も様々な都市が名乗りを挙げるわけじゃ。」
のぞむ
「あ、ディアボロの話に戻った。『オリンピックに残すために野球の8回9回を消し飛ばすッ』って言ったのかなぁ。で、開催地が東京に決まったら『だが断る』って言ってくれないかなぁ。」
博士
「言ってねーし、断らねーよ。無理矢理ジョジョネタに持っていったな。ともかく、東京で開催するにしてもしないにしても、オリンピックのあり方というのは、これからますます議論されるじゃろう。その時代時代に合わせて納得のいくかたちにして欲しいもんじゃな。」
のぞむ
「レスリングとソフトボールを1競技に!!」
博士
「誰が納得するんじゃい!それと、猪瀬知事をディアボロって呼ぶな!吉田選手を沙保里って呼び捨てにすんな!太田選手をアイスボックスって呼ぶな!失礼じゃ!!」
のぞむ
「博士… 太田選手に言ってないよ...」
博士
「(しまった!)………」
posted on 2013年5月31日金曜日
posted on 2013年5月30日木曜日
標準時を2時間早めます。どゆこと?
のぞむ
「うーん、うーん。」
博士
「おや、のぞむくん。何を唸っているんだい?ウンコでもしたいのかい?」
のぞむ
「博士、何言ってるの。今時小学生だってウンコくらいじゃ笑わないよ。」
博士
「そうかな?世代を問わず、子どもはウンコで大爆笑のイメージじゃが。さて、それではどうしたのかな?」
のぞむ
「『日本の標準時を2時間早めるとはどういうことか?』って聞かれて、考えてたらよく分かんなくなっちゃって。」
博士
「ほう、東京都の猪瀬知事が提言したというアレじゃな。なるほど、子どもにはちと難しいかもしれん。のぞむくんはどう思う?」
のぞむ
「早めるんだから、時計の針を進めればいいんだよね...今お昼だとすると、いきなり午後2時になる…
でも日の出が朝5時だったとして… 太陽そのものの動きは変わらないんだから、時間だけ早くなるから… 午前3時?アレ!?逆になっちゃう?」
博士
「ほっほっほっ。難しく考えておるの。正解は時計の針を2時間進める、じゃ。
確かに時間は人が作った決まりじゃから、地球や太陽には関係ない。そこは良い着眼点じゃ。ただ『早い』というのは、何に対してかね?」
のぞむ
「今、ってこと?」
博士
「ふむ、まだ難しいの。では『時差』で考えてみよう。他の国は時間は変わらない、ということは日本との時差が広がる。これはいいかな?」
のぞむ
「イギリスを基準にして、日本は9時間ずれてるってやつ?確か9時間早いんだから、時差が11時間になるってこと?」
博士
「さすがのぞむくん! 今日は優秀モードじゃな!
イギリスと比較では分かりづらいので、時差が1時間のオーストラリアと比べてみよう。オーストラリアは日本より1時間早い。
オーストラリアの朝6時、日本は1時間遅いんじゃから7時、ではなく5時じゃな。『時間が早い』というのは言い換えれば『時計が進んでいる』ということじゃ。『朝が早い』などという場合と同じに考えてしまうと間違えてしまうぞ。
ちなみに、オーストラリアと日本の日の出を比べても、これもまた場所が違うから意味がなくなってしまう。」
のぞむ
「なるほど!日本の時間を2時間早めるということは、時計を2時間進めて、オーストラリアより早くなるってこと? オーストラリアが6時なら日本は…7時!」
博士
「そういうことじゃ。さっきの日の出の話をすると、日の出そのものは変わらないから、日本の日の出だけ5時から7時に変わる。」
のぞむ
「なるほどなるほどなるほどなー。日の出が変わらないからこそ、時計だけ先に進むんだ。普段使ってる『早い』と意味が逆なんだね。納得。」
博士
「理解出来たようじゃな。それではついでに何故こんな案が出たか説明しよう。オーストラリアを例に出したが、まさにこのオーストラリアを抜くためじゃ。
東京の証券取引所を世界一早い時間に始めて存在感を高める、というのが目的だそうじゃ。実際はニュージーランドのほうがさらに早いらしいが、世界の主要市場、ということなんじゃろう。
さらには、香港やシンガポールといったアジアの主要市場と時差を広げることで、アジアでの存在感、ひいてはアメリカやヨーロッパがカバーしきれない時間帯でより東京の価値を高めたいようじゃよ。」
のぞむ
「それなら証券取引所だけ開始時間を早めればいいじゃない。」
博士
「そうなんじゃな。猪瀬知事はこうしたことがきっかけで議論が起きればよい、と言っておるが、あまり突拍子もないと結論ありきで議論にもならんかもしれん。もう少し具体的な影響や効果・懸念と言った内容も必要じゃな。」
のぞむ
「そうだよ!皆が一斉に時計の針を進めるときのこととか!
けど、時計の針を進めるってキング・クリムゾンの『時間を消し飛ばす』見たいでカッコいいなぁ~。」
博士
「ふぉっ。そこでジョジョですかw 未来予知のエピタフはないのかな?」
のぞむ
「猪瀬さんはディアボロじゃないからなぁ。石原さんならドッピオいたかもなぁ。けど、時間をいじるなんて、ジョジョでいうとラスボス並みのスゴい知事なんだね。」
博士
「ようやくいつもの訳のわからないのぞむくんになってきたか。まぁ発言がいろいろ物議を醸すというのは影響力のある証拠じゃが、石原前知事のように爆弾ばかりでもいかんが、言ってはみるものの強行はしない、という様子見間も感じられるの。先日の五輪招致の件もあったしな。」
のぞむ
「『日本の時間を消し飛ばすッ!』とか言って欲しいよね♪」
博士
「そんなジョジョファン狙いのことは言うまい。まぁどこまでやっても終わりのない仕事じゃから大変じゃよ、知事や政治家といった仕事は。
『終わりのないのが終わり。それがゴールド・エクスペリエンス レクイエム』」
のぞむ
「うゎ博士。最後それ言いたいだけw」
「うーん、うーん。」
博士
「おや、のぞむくん。何を唸っているんだい?ウンコでもしたいのかい?」
のぞむ
「博士、何言ってるの。今時小学生だってウンコくらいじゃ笑わないよ。」
博士
「そうかな?世代を問わず、子どもはウンコで大爆笑のイメージじゃが。さて、それではどうしたのかな?」
のぞむ
「『日本の標準時を2時間早めるとはどういうことか?』って聞かれて、考えてたらよく分かんなくなっちゃって。」
博士
「ほう、東京都の猪瀬知事が提言したというアレじゃな。なるほど、子どもにはちと難しいかもしれん。のぞむくんはどう思う?」
のぞむ
「早めるんだから、時計の針を進めればいいんだよね...今お昼だとすると、いきなり午後2時になる…
でも日の出が朝5時だったとして… 太陽そのものの動きは変わらないんだから、時間だけ早くなるから… 午前3時?アレ!?逆になっちゃう?」
博士
「ほっほっほっ。難しく考えておるの。正解は時計の針を2時間進める、じゃ。
確かに時間は人が作った決まりじゃから、地球や太陽には関係ない。そこは良い着眼点じゃ。ただ『早い』というのは、何に対してかね?」
のぞむ
「今、ってこと?」
博士
「ふむ、まだ難しいの。では『時差』で考えてみよう。他の国は時間は変わらない、ということは日本との時差が広がる。これはいいかな?」
のぞむ
「イギリスを基準にして、日本は9時間ずれてるってやつ?確か9時間早いんだから、時差が11時間になるってこと?」
博士
「さすがのぞむくん! 今日は優秀モードじゃな!
イギリスと比較では分かりづらいので、時差が1時間のオーストラリアと比べてみよう。オーストラリアは日本より1時間早い。
オーストラリアの朝6時、日本は1時間遅いんじゃから7時、ではなく5時じゃな。『時間が早い』というのは言い換えれば『時計が進んでいる』ということじゃ。『朝が早い』などという場合と同じに考えてしまうと間違えてしまうぞ。
ちなみに、オーストラリアと日本の日の出を比べても、これもまた場所が違うから意味がなくなってしまう。」
のぞむ
「なるほど!日本の時間を2時間早めるということは、時計を2時間進めて、オーストラリアより早くなるってこと? オーストラリアが6時なら日本は…7時!」
博士
「そういうことじゃ。さっきの日の出の話をすると、日の出そのものは変わらないから、日本の日の出だけ5時から7時に変わる。」
のぞむ
「なるほどなるほどなるほどなー。日の出が変わらないからこそ、時計だけ先に進むんだ。普段使ってる『早い』と意味が逆なんだね。納得。」
博士
「理解出来たようじゃな。それではついでに何故こんな案が出たか説明しよう。オーストラリアを例に出したが、まさにこのオーストラリアを抜くためじゃ。
東京の証券取引所を世界一早い時間に始めて存在感を高める、というのが目的だそうじゃ。実際はニュージーランドのほうがさらに早いらしいが、世界の主要市場、ということなんじゃろう。
さらには、香港やシンガポールといったアジアの主要市場と時差を広げることで、アジアでの存在感、ひいてはアメリカやヨーロッパがカバーしきれない時間帯でより東京の価値を高めたいようじゃよ。」
のぞむ
「それなら証券取引所だけ開始時間を早めればいいじゃない。」
博士
「そうなんじゃな。猪瀬知事はこうしたことがきっかけで議論が起きればよい、と言っておるが、あまり突拍子もないと結論ありきで議論にもならんかもしれん。もう少し具体的な影響や効果・懸念と言った内容も必要じゃな。」
のぞむ
「そうだよ!皆が一斉に時計の針を進めるときのこととか!
けど、時計の針を進めるってキング・クリムゾンの『時間を消し飛ばす』見たいでカッコいいなぁ~。」
博士
「ふぉっ。そこでジョジョですかw 未来予知のエピタフはないのかな?」
のぞむ
「猪瀬さんはディアボロじゃないからなぁ。石原さんならドッピオいたかもなぁ。けど、時間をいじるなんて、ジョジョでいうとラスボス並みのスゴい知事なんだね。」
博士
「ようやくいつもの訳のわからないのぞむくんになってきたか。まぁ発言がいろいろ物議を醸すというのは影響力のある証拠じゃが、石原前知事のように爆弾ばかりでもいかんが、言ってはみるものの強行はしない、という様子見間も感じられるの。先日の五輪招致の件もあったしな。」
のぞむ
「『日本の時間を消し飛ばすッ!』とか言って欲しいよね♪」
博士
「そんなジョジョファン狙いのことは言うまい。まぁどこまでやっても終わりのない仕事じゃから大変じゃよ、知事や政治家といった仕事は。
『終わりのないのが終わり。それがゴールド・エクスペリエンス レクイエム』」
のぞむ
「うゎ博士。最後それ言いたいだけw」
このブログについて
登場人物
[のぞむ]
本名は希望と書くキラキラネーム(もどき)っ子。詳しくはこちら
好奇心旺盛な子ども男子。年齢学年は不詳。大人社会に精通し、大人の友人(?)も多い。が、あくまで子ども。
日々の生活における疑問を、子ども目線で博士に投げ掛ける。ときには大人顔負けの鋭い意見や考察が出来たりするが、純粋かつ残虐な子ども心を持っているので、節々で毒を吐く。
けれど、本心は皆が納得して暮らせる社会を望んでいる、いい子。
[博士]
大人代表。話し方から初老の男性のよう。詳しくはこちら
博士と呼ばれているが、何の博士かは不明。本人曰く『何でも博士』。
常識人で物知りであり、子ども社会の知識もある。のぞむくんの毒舌も否定はするものの、核心を突いているものもあると認めている。
実社会からは一線を引いているようなところもあり、のぞむくんの疑問にも達観したような受け答えもあるが、疑問を投げ掛けられることを嬉しく思い、同時に答えはのぞむくんたちの世代が出すべきだ、とも思っている。
と、いう二人が(中心となって)織り成すトーク形式のブログです。
発想
発想は、新聞なんかにある人生相談。相談を読んでると自分や周りの誰かに思い当たったり、共感出来たりすることもあるけど、回答を読むと客観的にみたらこう答えるのが妥当だよなぁ、という内容だったりする。
恐らく自分の置かれた状況を悲観してしまい、冷静になれないから相談するんだろうけど、落ち着いて考えれば結局自分で何とか出来る、自分が何とかしなきゃいけない問題が多かったりする。
つまり自己完結な要素があるわけだと思ったわけです。
僕もこうして自己完結なことで悩んだり疑問に思ったり文句を言ったりと、日々煮え切らない毎日を送ってしまっています。そこでそうした想いをブログで吐き出そう!!と思ったんですが、ただ文章を書いても結局ああだのこうだので煮え切らない文章になっちゃうだろうから、自分の中の異なる意見を別々の人に語らせてしまうのはどうだろう?それで人生相談のような手紙形式よりも、会話形式の方が自分の中で対話しながらいろんな考えが出るんじゃないかな?と思ってこんな形式にしてみました。
イメージ
実際のイメージは、そうです“ピタゴラスイッチ”です(笑)
のぞむくんがピタとゴラで、博士が百科おじさん。場所は多分博士の家なんでしょうw
もしかしたら、他の登場人物も増えるかもしれません。まぁ、イメージなんで、ねずみのスーやテレビのジョンみたいのを無理矢理出すかどうかは分かりませんが(笑)
で、当初はのぞむくんにはもっと希望に満ちた願望を博士に投げ掛けてもらう予定でしたが、自己完結な僕が書くもんだから、願望もそうならない理由も両方書いちゃうんですね。すると結局煮え切らない結果になっちゃうんで、のぞむくんには自由に発言してもらうことにしました。
ただ、「世の中おかしいよ!」とか「もっとこうなればいいのに!」という想いはどこかに入れるよう指示してます。
博士にも、無理に答えを出さなくても良いよう言ってあります。だってそれを出すのは、二人のやり取りを読んだ僕自身なんですから。
というわけで、すごく自分勝手なブログです。だから、二人の会話の流れによって論点がずれたり、タイトルと違うところに行き着いたりすることが多々あると思います。
僕の文章力や構成力、何より考えの筋の通ってなさにより、読んで頂いている方には非常に困惑を与えてしまうかもしれません。
ただ、答えは出ないにしても僕の想いは彼らと同じで、前向きな方向へ進むことなので、ちょっとでも前傾になるように心掛けています。
そんなわけで、人生相談をなぜわざわざ新聞という公(?)の場でやるのか、というのと(多分)似た存在意義があると勝手に思ってブログを運営していきたいと思います。
…ほら、一人称で書いてたら煮え切らないとりとめのない文章になっちゃったよ。。。
後はのぞむくんと博士にお任せします!
posted on 2013年5月29日水曜日
ごみ捨てのルール守ろうよ
のぞむ
「ぷんぷんぷんぷんぷんぷぷん!」
博士
「どうした、のぞむくん。だいぶおかんむりのようだね。」
のぞむ
「今日、ごみ捨てに行ったんだよ。そしたら、カラスの野郎どもが、ごみを食い散らかしてやがんだ。掃除するのが大変だったよ。」
博士
「ご苦労さま。うーむ。困ったもんだな。ネットとかちゃんとかけてあるんだろう?」
のぞむ
「かけてあったってムダだよ。パンパンのゴミ袋から既に生ごみが溢れてるんだもん。アレじゃ臭いもするし、余計寄ってきちゃうよ。」
博士
「そうか。カラスは臭いは分からないという話じゃがな。だからカラスが見えないとされる黄色を使ったネットを被せるのがよいとされているということじゃが。」
のぞむ
「見えなくたって、そこに行けばごみがあるって学習しちゃってるんじゃないの?」
博士
「なるほど。さらに袋を破らなくてもごみが覗いているようなものがいつもあるから、毎回狙いをつけてくるんじゃな。」
のぞむ
「そうそう。ちゃんと大きい袋に入れるとか、袋を二重にするとか、工夫すればいいのに。知恵比べでカラスに負けちゃってるよ。
それに、もっと酷いのはプラスチックのゴミの日にもなぜか食い散らかされてて、よく見ると洗わないでベトベトしたプラスチック容器なんかが引っ張り出されてんの。」
博士
「ふむ。プラスチックも分別して回収する自治体が増えておるが、そうなっては本末転倒じゃな。汚れたプラスチック容器では回収しても再利用出来んからな。」
のぞむ
「『洗わないなら燃えるゴミでいいです』って言っちゃえばいいのに。リサイクルまでちゃんと意識のある人はちゃんと洗ってるよ。これはいいけど、これはダメって基準を何にも示してくれないから、出すほうもなんとなく分別してますよ、的な出し方になっちゃうんじゃないかな。」
博士
「各家庭にそれを徹底させるのは難しいんじゃろうな。じゃが、それをやらんと再利用も含めたゴミ処理事情はよくならんからな。
それはそうと、のぞむくんはエライな。ゴミ捨て場をちゃんとキレイにしてくれて。」
のぞむ
「自治会に入っているからね!けど、そう思うようになったのは、いつかの大晦日だか元旦だかにゴミがカラスにやられてたときに、『これ絶対ここに捨てちゃいけない人が捨ててるな』って思ったんだ。自治会の人は赤ちゃんなんていないのに、赤ちゃんのオムツとかが散らかってたんだ。ゼッタイ近所のアパートの若夫婦が里帰りするのに家にゴミ置いとくのやだからって近くのゴミ捨て場に捨てたんだよ。アパートのゴミ捨て場じゃバレるから。」
博士
「ふむ。いつもながら想像力が豊かじゃな。しかし、誰かがルールを破っていることは確かなようじゃ。アパートのゴミ捨て場などでも『アパート外の人が勝手に捨ててる』とか言って、管理会社も強く言えないケースもあるようじゃしな。それこそ、防犯カメラや袋に名前を書くなどの強硬策しかなくなるな。寂しい話じゃがな。」
のぞむ
「ぼく、縛らないで出してあったダンボールに貼ってあった宅急便の宛先の住所と名前を一番上に出しておいて置いたよ!」
博士
「ふむ。そのくらいはやってやってもよろしい。ただ、ごみ捨ての仕方のあれこれで住人同士のトラブルにもなりかねんから、あまり過剰なやり方や言い方は気をつけんとな。最初は気づいた人が損をするようかもしれんが、最後はお互いが周りを気遣ってルールを守って気持ちよく暮らせるようになりたいもんじゃな。」
のぞむ
「そうだね。ホントはずっと見張っててちゃんと出さない人のゴミの写真でも取って晒してやりたい気分だけどね。」
博士
「だからそういうことは止めなさいってば。まぁルールを守らない人も悪いが、最終的な敵はカラスじゃからな。カラスに知恵比べで負けないよう工夫してみなさい。そうした陰の努力はきっと誰かが見ていてくれるぞ。」
のぞむ
「今度、ゴミ袋に除草剤でもまぶしておこうかなぁ。けど、猫ちゃんとか食べちゃったらヤだしなぁ。」
博士
「そうじゃな。カラスだって生き抜くためにやっていることじゃ。君のところでエサが取れないなら、他のゴミ捨て場へ行くじゃろう。敵とは言ったが、カラスを追い込むことが目的じゃない。君と自治会の人たちがキレイで気持ちよく生活できることが目的じゃ。
じゃが、一方で行政の協力は必要じゃな。ルールを明確にすることや、具体的な方法、対策、再利用やゴミ処理事情などの啓蒙活動も必要じゃろうな。税金をちゃんと使ってますというアピールにもなるかもしれん。」
のぞむ
「あ、自分の部屋の掃除するの忘れてた!怒られる~。」
「ぷんぷんぷんぷんぷんぷぷん!」
博士
「どうした、のぞむくん。だいぶおかんむりのようだね。」
のぞむ
「今日、ごみ捨てに行ったんだよ。そしたら、カラスの野郎どもが、ごみを食い散らかしてやがんだ。掃除するのが大変だったよ。」
博士
「ご苦労さま。うーむ。困ったもんだな。ネットとかちゃんとかけてあるんだろう?」
のぞむ
「かけてあったってムダだよ。パンパンのゴミ袋から既に生ごみが溢れてるんだもん。アレじゃ臭いもするし、余計寄ってきちゃうよ。」
博士
「そうか。カラスは臭いは分からないという話じゃがな。だからカラスが見えないとされる黄色を使ったネットを被せるのがよいとされているということじゃが。」
のぞむ
「見えなくたって、そこに行けばごみがあるって学習しちゃってるんじゃないの?」
博士
「なるほど。さらに袋を破らなくてもごみが覗いているようなものがいつもあるから、毎回狙いをつけてくるんじゃな。」
のぞむ
「そうそう。ちゃんと大きい袋に入れるとか、袋を二重にするとか、工夫すればいいのに。知恵比べでカラスに負けちゃってるよ。
それに、もっと酷いのはプラスチックのゴミの日にもなぜか食い散らかされてて、よく見ると洗わないでベトベトしたプラスチック容器なんかが引っ張り出されてんの。」
博士
「ふむ。プラスチックも分別して回収する自治体が増えておるが、そうなっては本末転倒じゃな。汚れたプラスチック容器では回収しても再利用出来んからな。」
のぞむ
「『洗わないなら燃えるゴミでいいです』って言っちゃえばいいのに。リサイクルまでちゃんと意識のある人はちゃんと洗ってるよ。これはいいけど、これはダメって基準を何にも示してくれないから、出すほうもなんとなく分別してますよ、的な出し方になっちゃうんじゃないかな。」
博士
「各家庭にそれを徹底させるのは難しいんじゃろうな。じゃが、それをやらんと再利用も含めたゴミ処理事情はよくならんからな。
それはそうと、のぞむくんはエライな。ゴミ捨て場をちゃんとキレイにしてくれて。」
のぞむ
「自治会に入っているからね!けど、そう思うようになったのは、いつかの大晦日だか元旦だかにゴミがカラスにやられてたときに、『これ絶対ここに捨てちゃいけない人が捨ててるな』って思ったんだ。自治会の人は赤ちゃんなんていないのに、赤ちゃんのオムツとかが散らかってたんだ。ゼッタイ近所のアパートの若夫婦が里帰りするのに家にゴミ置いとくのやだからって近くのゴミ捨て場に捨てたんだよ。アパートのゴミ捨て場じゃバレるから。」
博士
「ふむ。いつもながら想像力が豊かじゃな。しかし、誰かがルールを破っていることは確かなようじゃ。アパートのゴミ捨て場などでも『アパート外の人が勝手に捨ててる』とか言って、管理会社も強く言えないケースもあるようじゃしな。それこそ、防犯カメラや袋に名前を書くなどの強硬策しかなくなるな。寂しい話じゃがな。」
のぞむ
「ぼく、縛らないで出してあったダンボールに貼ってあった宅急便の宛先の住所と名前を一番上に出しておいて置いたよ!」
博士
「ふむ。そのくらいはやってやってもよろしい。ただ、ごみ捨ての仕方のあれこれで住人同士のトラブルにもなりかねんから、あまり過剰なやり方や言い方は気をつけんとな。最初は気づいた人が損をするようかもしれんが、最後はお互いが周りを気遣ってルールを守って気持ちよく暮らせるようになりたいもんじゃな。」
のぞむ
「そうだね。ホントはずっと見張っててちゃんと出さない人のゴミの写真でも取って晒してやりたい気分だけどね。」
博士
「だからそういうことは止めなさいってば。まぁルールを守らない人も悪いが、最終的な敵はカラスじゃからな。カラスに知恵比べで負けないよう工夫してみなさい。そうした陰の努力はきっと誰かが見ていてくれるぞ。」
のぞむ
「今度、ゴミ袋に除草剤でもまぶしておこうかなぁ。けど、猫ちゃんとか食べちゃったらヤだしなぁ。」
博士
「そうじゃな。カラスだって生き抜くためにやっていることじゃ。君のところでエサが取れないなら、他のゴミ捨て場へ行くじゃろう。敵とは言ったが、カラスを追い込むことが目的じゃない。君と自治会の人たちがキレイで気持ちよく生活できることが目的じゃ。
じゃが、一方で行政の協力は必要じゃな。ルールを明確にすることや、具体的な方法、対策、再利用やゴミ処理事情などの啓蒙活動も必要じゃろうな。税金をちゃんと使ってますというアピールにもなるかもしれん。」
のぞむ
「あ、自分の部屋の掃除するの忘れてた!怒られる~。」
posted on 2013年5月28日火曜日
破天荒ダービー
のぞむ
「博士~、この前のダービー買った?そして勝った?」
博士
「何!?学生は勝馬投票券を買っては行かんのだぞ!!」
のぞむ
「知ってるよ~。けどダービーは一生に一度の大舞台なんでしょ。ドラマを期待するじゃん!」
博士
「ふむ。今年はあのディープインパクトの仔にして武豊騎乗でギズナという名の馬が一番人気で勝ったからの。人々も夢を乗せて馬券を買ったことじゃろう。」
のぞむ
「破天荒吉村が3連単で万馬券を取ったらしいよ。ピカルで言ってたJRAからのCMは来なかったようだけど、十分稼いだね。」
博士
「平成ノブシコブシの吉村か。彼は番組でもハンデ付きながら現役ジョッキーとの勝負に勝ったり、意外な才能を見せておったな。
しかし配当は番組で買わされた時計の代金253万だかを払うとか、税金の申告をするとか破天荒とは程遠いことを言っておったそうじゃ。」
のぞむ
「ま、破天荒はキャラだからね!
けど博士、そういえばこの前、外れ馬券を経費に認めるとかなんとかニュースになってたけど、アレはなんなの?」
博士
「払戻金で30億もらったけど、全ての馬券購入に28億以上かかっていて、実際の儲けは1億4000万だかというやつじゃな。
要はJRAから30億もらったんだから30億にかかる税金を納めなさいと国税庁は言っておる。ちなみに3年間で5億7000万だそうじゃ。
しかし、馬券を買うのに28億以上かかっているのだから、手元には1億ちょいしかない。だから払えるわけないでしょ、という話じゃ。
判決では、馬券購入費用を経費と認め、差し引いた1億4000万に対して課税するから払いなさい、ということじゃ。」
のぞむ
「競馬で勝ったのに税金がかかるの?意外~。せっかく当たったあぶく銭くらいパーっと使えればいいのに。」
博士
「うむ。宝くじやサッカーくじはかからんからな。ただしこれは売上の一部が自治体などに納められるからであって、すべての懸賞類に認められてるわけではない。」
のぞむ
「野球賭博や相撲賭博は?」
博士
「…それ自体非合法じゃ。君、分かって言ってるじゃろ...
そもそもこの裁判、問題は大きく2つあったのじゃが、わかるかな?」
のぞむ
「金額が吉村と違って破天荒なところと~、あ、わかった!吉村と違って破天荒に申告しなかったことだ!」
博士
「もう吉村は関係ないぞい...
じゃが、内容はなかなか鋭い。ひとつは課税されるのが30億なのか1億4000万なのか、もうひとつは課税申告をしてないことじゃ。
申告をしないということは、脱税となり、追徴されたり刑事罰を課せられたりする。だからこのケースは"脱税事件"である。ただし、まともに申告しても払えない額の税額を言われるのだから、申告後、逆に課税対象がおかしくない?という裁判を起こしてもよかったんじゃろうがな。どのみち、世間は課税された方に同情的ではあるな。」
のぞむ
「けどそもそも馬券を買うのに28億もあったのがスゴくない?最初から金持ちなら、競馬なんてしなくたっていいのに。破天荒だけどさ。」
博士
「最初から28億あったわけじゃないじゃろう。もちろん、ある程度元手はあったろうが、買っては増やし、時には負けたり、もはや投資じゃな。だから経費が認められたわけだが。」
のぞむ
「けど、これだけ世間を賑わせたなら、この人が作った競馬必勝法なんて出したら売れるだろうね~、ジュル」
博士
「これ、変な妄想はしない!
ふむ、この人がどうやったかは興味深いが、逆にこのネタにかこつけた詐欺商材なんかが出回る恐れもあるな。のぞむくんのようなヨダレを垂らした輩も多いじゃろうから気を付けんとな。」
のぞむ
「ぼくはそんなネットの見ず知らずの人を信用するほどお人好しじゃないやい!
それより博士。早く競馬の研究をして必勝法を編み出してよ。そしてうまいこと財産をぼくに引き渡す法の抜け道を…」
博士
「。。。君だけには教えんよ」
「博士~、この前のダービー買った?そして勝った?」
博士
「何!?学生は勝馬投票券を買っては行かんのだぞ!!」
のぞむ
「知ってるよ~。けどダービーは一生に一度の大舞台なんでしょ。ドラマを期待するじゃん!」
博士
「ふむ。今年はあのディープインパクトの仔にして武豊騎乗でギズナという名の馬が一番人気で勝ったからの。人々も夢を乗せて馬券を買ったことじゃろう。」
のぞむ
「破天荒吉村が3連単で万馬券を取ったらしいよ。ピカルで言ってたJRAからのCMは来なかったようだけど、十分稼いだね。」
博士
「平成ノブシコブシの吉村か。彼は番組でもハンデ付きながら現役ジョッキーとの勝負に勝ったり、意外な才能を見せておったな。
しかし配当は番組で買わされた時計の代金253万だかを払うとか、税金の申告をするとか破天荒とは程遠いことを言っておったそうじゃ。」
のぞむ
「ま、破天荒はキャラだからね!
けど博士、そういえばこの前、外れ馬券を経費に認めるとかなんとかニュースになってたけど、アレはなんなの?」
博士
「払戻金で30億もらったけど、全ての馬券購入に28億以上かかっていて、実際の儲けは1億4000万だかというやつじゃな。
要はJRAから30億もらったんだから30億にかかる税金を納めなさいと国税庁は言っておる。ちなみに3年間で5億7000万だそうじゃ。
しかし、馬券を買うのに28億以上かかっているのだから、手元には1億ちょいしかない。だから払えるわけないでしょ、という話じゃ。
判決では、馬券購入費用を経費と認め、差し引いた1億4000万に対して課税するから払いなさい、ということじゃ。」
のぞむ
「競馬で勝ったのに税金がかかるの?意外~。せっかく当たったあぶく銭くらいパーっと使えればいいのに。」
博士
「うむ。宝くじやサッカーくじはかからんからな。ただしこれは売上の一部が自治体などに納められるからであって、すべての懸賞類に認められてるわけではない。」
のぞむ
「野球賭博や相撲賭博は?」
博士
「…それ自体非合法じゃ。君、分かって言ってるじゃろ...
そもそもこの裁判、問題は大きく2つあったのじゃが、わかるかな?」
のぞむ
「金額が吉村と違って破天荒なところと~、あ、わかった!吉村と違って破天荒に申告しなかったことだ!」
博士
「もう吉村は関係ないぞい...
じゃが、内容はなかなか鋭い。ひとつは課税されるのが30億なのか1億4000万なのか、もうひとつは課税申告をしてないことじゃ。
申告をしないということは、脱税となり、追徴されたり刑事罰を課せられたりする。だからこのケースは"脱税事件"である。ただし、まともに申告しても払えない額の税額を言われるのだから、申告後、逆に課税対象がおかしくない?という裁判を起こしてもよかったんじゃろうがな。どのみち、世間は課税された方に同情的ではあるな。」
のぞむ
「けどそもそも馬券を買うのに28億もあったのがスゴくない?最初から金持ちなら、競馬なんてしなくたっていいのに。破天荒だけどさ。」
博士
「最初から28億あったわけじゃないじゃろう。もちろん、ある程度元手はあったろうが、買っては増やし、時には負けたり、もはや投資じゃな。だから経費が認められたわけだが。」
のぞむ
「けど、これだけ世間を賑わせたなら、この人が作った競馬必勝法なんて出したら売れるだろうね~、ジュル」
博士
「これ、変な妄想はしない!
ふむ、この人がどうやったかは興味深いが、逆にこのネタにかこつけた詐欺商材なんかが出回る恐れもあるな。のぞむくんのようなヨダレを垂らした輩も多いじゃろうから気を付けんとな。」
のぞむ
「ぼくはそんなネットの見ず知らずの人を信用するほどお人好しじゃないやい!
それより博士。早く競馬の研究をして必勝法を編み出してよ。そしてうまいこと財産をぼくに引き渡す法の抜け道を…」
博士
「。。。君だけには教えんよ」
posted on 2013年5月27日月曜日
ONE PIECE休載!?
のぞむ
「博士~、大変だ~!」
博士
「どうした、のぞむくん。」
のぞむ
「来週再来週とジャンプでワンピースが休載だっていうんだよ。尾田っちが病気なんだって。」
博士
「何!尾田栄一郎先生が!
どれどれ、ジャンプの公式サイトに尾田先生のコメントがでちょる。」
のぞむ
「読者の皆様と麦わらの一味に対して謝ってるね。尾田っちらしいや。けど少年にとっての2週間は長いなぁ~。」
博士
「そう言うでない。あれだけのマンガを毎週毎週書いておるのじゃ。疲れも溜まるし、気分も合わせてリフレッシュしてくれるといいの。」
のぞむ
「そうだね。今のところもなんだか人も多くて展開もごちゃごちゃしてきたから、スッキリしてくれるといいね。」
博士
「君は相変わらず毒を吐くな。一度おつるさんに洗ってもらいなさい。
パンクハザード編だって、ヴェルゴを倒した辺りは君も盛り上がっていたろう。ちゃんと考えているのだよ、尾田先生は。」
のぞむ
「頂上戦争以後、盛り上がりに波があるよね。はぁ~博士が生きてるうちに終わるかなぁ~。」
博士
「『ぼくが大人になるまでに』くらいの言い方は出来んのかい(怒)
まぁよい。今日はそんなワンピース談義に来たのかい?」
のぞむ
「ううん。博士。どうしてマンガばかり読んでいると怒られるの?もっとたくさんマンガを読んでいられるといいのになぁ。」
博士
「ふむ。宿題もせずマンガを読んでいたら、そりゃ怒られるわな。」
のぞむ
「ちがうよ。マンガを読むのだって勉強だよ。いろんな知識を得られるし、友情・努力・勝利の大切さだって学べるんだよ。」
博士
「うん。日本ではマンガは文化とも言われておるし、確かにマンガで得られる知識や、マンガで読まなければ興味も持たなかったジャンルもあるくらいじゃしな。雑学から専門的な知識までマンガから得られるものはとても多い。」
のぞむ
「でしょでしょ!だからマンガをたくさん読むことは勉強をいっぱいすることと同じくらいいいことだと思うんだよ。それなのに・・・」
博士
「それとこれとは話が別じゃ。マンガも読んで、勉強もする。これが正しい姿じゃ。マンガを読むことで得られるものは多いが、それらは全て受身でもある。テレビやDVDもそうじゃな。得たものをアウトプットする訓練もせねばいかん。学校の勉強ではそれらがバランス良くできるのじゃ。だから、宿題をおろそかにしてはいかん。」
のぞむ
「ワンピース談義をすることはアウトプットじゃないの?」
博士
「なるほど。君も喰らい付くね。確かに受身だけでなく、自分の感想を他人に伝えることはアウトプットだね。しかし、そこには答えが無い。人の数だけ感じ方は異なるし、だからそれが良いとも言えるが、答えを導き出す訓練はできんの。誰もが納得する答えを出すことも社会に出たら必要じゃからな。
それに、学校で勉強したことがマンガに出てきて『あ、それ知ってる』ってなったら、それもまたマンガの楽しさを増やしてくれるじゃろう。」
のぞむ
「むむむ。博士はどうしてもぼくに勉強させたいんだね。あれやこれやと理由をつけて。そんな大人になりたくないから、ぼくはマンガを読むんだい!ルフィだってゾロだって、勉強なんてしてなさそうだし、好きなことばかりやってきているじゃないか。」
博士
「おや、どんどん屁理屈になってきておるな。のぞむくんがルフィのように夢を持って、仲間のために命も惜しまず冒険の道を進むのなら、ゾロのように世界一の剣豪になるために、そしてルフィを海賊王にするために自分がどれだけ傷ついても構わないというのなら、命がけで一生懸命マンガを読むといい。例えば尾田先生のような偉大な漫画家になるんだ、とかな。読者のために、キャラクター達のために病気になってもマンガを描き続けるなんて、並大抵の覚悟じゃできないぞい。
そうでないのなら、将来自分がやりたいことの力になるように、バランスよくマンガも読み、勉強もし、仲間といろいろ話し、いろんな力を蓄えるがよい。だから宿題を終わってから、マンガを読む。」
のぞむ
「うーん、やっぱり勉強はしなくちゃダメか。けどぼくは、尾田っちよりも冨樫のように自分の好きなときに好きなようにマンガを描いて、遊びたくなったら好きに休載できるような漫画家になりたいなぁ。(注:子どもの意見です!)」
博士
「おーい、冨樫先生!言われてますぞ!!」
「博士~、大変だ~!」
博士
「どうした、のぞむくん。」
のぞむ
「来週再来週とジャンプでワンピースが休載だっていうんだよ。尾田っちが病気なんだって。」
博士
「何!尾田栄一郎先生が!
どれどれ、ジャンプの公式サイトに尾田先生のコメントがでちょる。」
のぞむ
「読者の皆様と麦わらの一味に対して謝ってるね。尾田っちらしいや。けど少年にとっての2週間は長いなぁ~。」
博士
「そう言うでない。あれだけのマンガを毎週毎週書いておるのじゃ。疲れも溜まるし、気分も合わせてリフレッシュしてくれるといいの。」
のぞむ
「そうだね。今のところもなんだか人も多くて展開もごちゃごちゃしてきたから、スッキリしてくれるといいね。」
博士
「君は相変わらず毒を吐くな。一度おつるさんに洗ってもらいなさい。
パンクハザード編だって、ヴェルゴを倒した辺りは君も盛り上がっていたろう。ちゃんと考えているのだよ、尾田先生は。」
のぞむ
「頂上戦争以後、盛り上がりに波があるよね。はぁ~博士が生きてるうちに終わるかなぁ~。」
博士
「『ぼくが大人になるまでに』くらいの言い方は出来んのかい(怒)
まぁよい。今日はそんなワンピース談義に来たのかい?」
のぞむ
「ううん。博士。どうしてマンガばかり読んでいると怒られるの?もっとたくさんマンガを読んでいられるといいのになぁ。」
博士
「ふむ。宿題もせずマンガを読んでいたら、そりゃ怒られるわな。」
のぞむ
「ちがうよ。マンガを読むのだって勉強だよ。いろんな知識を得られるし、友情・努力・勝利の大切さだって学べるんだよ。」
博士
「うん。日本ではマンガは文化とも言われておるし、確かにマンガで得られる知識や、マンガで読まなければ興味も持たなかったジャンルもあるくらいじゃしな。雑学から専門的な知識までマンガから得られるものはとても多い。」
のぞむ
「でしょでしょ!だからマンガをたくさん読むことは勉強をいっぱいすることと同じくらいいいことだと思うんだよ。それなのに・・・」
博士
「それとこれとは話が別じゃ。マンガも読んで、勉強もする。これが正しい姿じゃ。マンガを読むことで得られるものは多いが、それらは全て受身でもある。テレビやDVDもそうじゃな。得たものをアウトプットする訓練もせねばいかん。学校の勉強ではそれらがバランス良くできるのじゃ。だから、宿題をおろそかにしてはいかん。」
のぞむ
「ワンピース談義をすることはアウトプットじゃないの?」
博士
「なるほど。君も喰らい付くね。確かに受身だけでなく、自分の感想を他人に伝えることはアウトプットだね。しかし、そこには答えが無い。人の数だけ感じ方は異なるし、だからそれが良いとも言えるが、答えを導き出す訓練はできんの。誰もが納得する答えを出すことも社会に出たら必要じゃからな。
それに、学校で勉強したことがマンガに出てきて『あ、それ知ってる』ってなったら、それもまたマンガの楽しさを増やしてくれるじゃろう。」
のぞむ
「むむむ。博士はどうしてもぼくに勉強させたいんだね。あれやこれやと理由をつけて。そんな大人になりたくないから、ぼくはマンガを読むんだい!ルフィだってゾロだって、勉強なんてしてなさそうだし、好きなことばかりやってきているじゃないか。」
博士
「おや、どんどん屁理屈になってきておるな。のぞむくんがルフィのように夢を持って、仲間のために命も惜しまず冒険の道を進むのなら、ゾロのように世界一の剣豪になるために、そしてルフィを海賊王にするために自分がどれだけ傷ついても構わないというのなら、命がけで一生懸命マンガを読むといい。例えば尾田先生のような偉大な漫画家になるんだ、とかな。読者のために、キャラクター達のために病気になってもマンガを描き続けるなんて、並大抵の覚悟じゃできないぞい。
そうでないのなら、将来自分がやりたいことの力になるように、バランスよくマンガも読み、勉強もし、仲間といろいろ話し、いろんな力を蓄えるがよい。だから宿題を終わってから、マンガを読む。」
のぞむ
「うーん、やっぱり勉強はしなくちゃダメか。けどぼくは、尾田っちよりも冨樫のように自分の好きなときに好きなようにマンガを描いて、遊びたくなったら好きに休載できるような漫画家になりたいなぁ。(注:子どもの意見です!)」
博士
「おーい、冨樫先生!言われてますぞ!!」
posted on 2013年5月23日木曜日
転職って大変だね
のぞむ
「博士~、は~か~せ~」
博士
「なんじゃい、のぞむくん。今日は何やら困っとるようじゃな。」
のぞむ
「うん、知り合いのおっさんがまた失業しちゃったんだって。」
博士
「君はおっさんにも知り合いがおるのか。」
のぞむ
「でね、職探しが大変だって言うんで、いろいろ聞いてあげてるんだよ。」
博士
「ふむ。のぞむくんに相談して一体何を期待しているのやら。で、そのおっさんは何て?」
のぞむ
「今までの経験が邪魔になってうまくいかないことがあるんだって。
昔はIT関連とか教育関連とか、小難しいことをやってたんだけど、今は現場で働きたいんだって。
経験が少ないのは不利だけど、中には『優秀すぎるんでそこまでの仕事は出せません』って断られたこともあるんだってさ。」
博士
「君もずいぶん小難しい話についてきてるね。まぁいわゆるアレだな、『雇用のミスマッチ』っちゅうやつか。」
のぞむ
「今宵のミス近藤真彦!?
違うよ、おかまバーの話じゃないよ。」
博士
「ギャグセンスが子どもじゃないだろ… おっさんと気が合うのもわかるな。
要は企業が欲しい人材と働きたい人の能力や経験が合ってないってことじゃ。大抵は、能力がないのに時給に釣られてできますやれますってくるパターンなんだがな。そのおっさんは逆のパターンだが、実際そういうインテリが『俺はこんなツマラン仕事をする人間じゃない』みたいなことを言って辞めていったケースなんかもあるのかもしれんの。」
のぞむ
「おっさんはインテル入ってるの?確かに小難しいことをいう人だけど、とりあえずやらせてあげればいいのにね。どうせ派遣なんだし。」
博士
「派遣の事情も良くないからな。派遣で仕事を探そうという人と、派遣を使おうとする企業が入口から意識が違うのかもしれん。」
のぞむ
「そうだ、おっさん言ってた。『派遣に対してちゃんと仕事を教えないんだ。放っといて合う奴だけ残ればいい、くらいにしか考えてない』って。」
博士
「そうじゃな。本来派遣は即戦力のスペシャリスト。社員より高いスキルで高時給。それが今じゃいつでも替えがきくけど、当たりは少ない。すぐ辞めても手続き簡単。とりあえずの頭数の扱いじゃ。採用する方もされる方もなかなかモチベーションが上がらんな。」
のぞむ
「はぁ~、もっと働きやすい世の中にならないかなぁ。これじゃ大人になっても安心して派遣にも登録できないよ。」
博士
「いや、派遣で安心て。派遣に登録する前にちゃんと就職できるようにならんと…
もっとも新卒でも転職でも、就職しても、すぐに辞めてしまうことのほうが問題じゃな。おっさんは何で仕事を辞めちゃうんだい?」
のぞむ
「面接でいつもそれを聞かれてウンザリしてるって。いろいろあるけど、最後は人間関係じゃないかって。辛い時も頼れる人がいるうちは頑張れるけど、あぁもう頼れないって思ったらダメみたい。同じ仕事をしているのに、価値観っていうか目指す方向が違っちゃうっていうか。もちろん、そんなストレートには言わないけどって。」
博士
「そうじゃな。面接ではなかなか言えんな。人間関係を築く能力が低いって言ってるようなもんじゃからな。しかし、つまるところほとんどの人はそうなんじゃないかな?怪我や病気以外は、例えば評価が低いっていうのも上司との人間関係が大きいだろうし、仕事がキツ過ぎるっていうのも、周りの仲間とのやり取りだったり、現状を上層部に訴えたり、やれる人はやってきているんだろうから。何のためにそれを頑張るかというのは、人によってお金だったり、信念だったりあるんじゃろうけどな。」
のぞむ
「ぼくは仕事仲間もそうだけど、家族や友達、皆が笑って暮らせるのがいいな。自分も含めて誰かが辛い気持ちを背負い込んじゃうなら、そうまでして続ける意味が分かんないや。」
博士
「うむ。おっさんもそうなのかもしれんな。しかし、それは見ようによっては甘えと取られる場合もある。それを背負った上で乗り越えるものだ、と。
いずれにしても、その辺が価値観なんじゃろうな。大事なのは、価値観が違うからいけないのではなく、色んな価値観があることを認めた上で、それらをどう活かせば仕事にとってプラスかを考え、実行できるかじゃ。」
のぞむ
「でも、おっさんはそんなグイグイいくタイプじゃないよ。」
博士
「うむ。違う価値観をまとめ新たな価値観を提示し皆を引っ張る。誰にでも出来ることではない。だから、そうした能力を持つ人間が高い評価を受けるのは当然だ。
さっきも言ったが、大事なのはそれが出来ないからダメじゃない。できる人やればよい。リーダーに理解を示し、それに従えることだってある意味能力じゃ。
また、メンバーが変われば役割も変わる。コイツはダメだ、と切り捨てるのではなく、コイツを活かせるのはどのポジションだろう、コイツをうまく動かすのにどんな価値観を植え付けてあげたらいいだろう、と考えることが大事じゃ。」
のぞむ
「そしたら派遣をほっぽっとくなんてあり得ないよね。」
博士
「そうじゃな。ただ、ほっぽられたから何も出来ません、じゃ面倒見る気もおきんから、やはりお互いの歩みよりは必要じゃな。そうなるためには、今の派遣制度は根本から変えていかんといけん気がするが。ただ、わしにはどうにも出来ん。」
のぞむ
「おっさんにも頑張れって言ってみるよ!博士が言ったようなことが一人でも多く伝われば、少しずつでも良くなるかもしれないし。」
博士
「のぞむくん、ありがとう。おっさんに伝えてくれ。辛くて辞めたくなっても、皆それぞれの立場でうまくやろうともがいてるって思ってみてくれ。その積み重ねでしかのぞむくんたちの未来は変えていけんのかもしれん。簡単に辞めてしまうことはせっかくの積み上げを崩すだけなのだと。」
のぞむ
「おっさん、まだ仕事見つかってないんだけど…
ま、頑張ってもらって、ぼくの派遣ライフを明るくしてもらわないとね!」
博士「…」
「博士~、は~か~せ~」
博士
「なんじゃい、のぞむくん。今日は何やら困っとるようじゃな。」
のぞむ
「うん、知り合いのおっさんがまた失業しちゃったんだって。」
博士
「君はおっさんにも知り合いがおるのか。」
のぞむ
「でね、職探しが大変だって言うんで、いろいろ聞いてあげてるんだよ。」
博士
「ふむ。のぞむくんに相談して一体何を期待しているのやら。で、そのおっさんは何て?」
のぞむ
「今までの経験が邪魔になってうまくいかないことがあるんだって。
昔はIT関連とか教育関連とか、小難しいことをやってたんだけど、今は現場で働きたいんだって。
経験が少ないのは不利だけど、中には『優秀すぎるんでそこまでの仕事は出せません』って断られたこともあるんだってさ。」
博士
「君もずいぶん小難しい話についてきてるね。まぁいわゆるアレだな、『雇用のミスマッチ』っちゅうやつか。」
のぞむ
「今宵のミス近藤真彦!?
違うよ、おかまバーの話じゃないよ。」
博士
「ギャグセンスが子どもじゃないだろ… おっさんと気が合うのもわかるな。
要は企業が欲しい人材と働きたい人の能力や経験が合ってないってことじゃ。大抵は、能力がないのに時給に釣られてできますやれますってくるパターンなんだがな。そのおっさんは逆のパターンだが、実際そういうインテリが『俺はこんなツマラン仕事をする人間じゃない』みたいなことを言って辞めていったケースなんかもあるのかもしれんの。」
のぞむ
「おっさんはインテル入ってるの?確かに小難しいことをいう人だけど、とりあえずやらせてあげればいいのにね。どうせ派遣なんだし。」
博士
「派遣の事情も良くないからな。派遣で仕事を探そうという人と、派遣を使おうとする企業が入口から意識が違うのかもしれん。」
のぞむ
「そうだ、おっさん言ってた。『派遣に対してちゃんと仕事を教えないんだ。放っといて合う奴だけ残ればいい、くらいにしか考えてない』って。」
博士
「そうじゃな。本来派遣は即戦力のスペシャリスト。社員より高いスキルで高時給。それが今じゃいつでも替えがきくけど、当たりは少ない。すぐ辞めても手続き簡単。とりあえずの頭数の扱いじゃ。採用する方もされる方もなかなかモチベーションが上がらんな。」
のぞむ
「はぁ~、もっと働きやすい世の中にならないかなぁ。これじゃ大人になっても安心して派遣にも登録できないよ。」
博士
「いや、派遣で安心て。派遣に登録する前にちゃんと就職できるようにならんと…
もっとも新卒でも転職でも、就職しても、すぐに辞めてしまうことのほうが問題じゃな。おっさんは何で仕事を辞めちゃうんだい?」
のぞむ
「面接でいつもそれを聞かれてウンザリしてるって。いろいろあるけど、最後は人間関係じゃないかって。辛い時も頼れる人がいるうちは頑張れるけど、あぁもう頼れないって思ったらダメみたい。同じ仕事をしているのに、価値観っていうか目指す方向が違っちゃうっていうか。もちろん、そんなストレートには言わないけどって。」
博士
「そうじゃな。面接ではなかなか言えんな。人間関係を築く能力が低いって言ってるようなもんじゃからな。しかし、つまるところほとんどの人はそうなんじゃないかな?怪我や病気以外は、例えば評価が低いっていうのも上司との人間関係が大きいだろうし、仕事がキツ過ぎるっていうのも、周りの仲間とのやり取りだったり、現状を上層部に訴えたり、やれる人はやってきているんだろうから。何のためにそれを頑張るかというのは、人によってお金だったり、信念だったりあるんじゃろうけどな。」
のぞむ
「ぼくは仕事仲間もそうだけど、家族や友達、皆が笑って暮らせるのがいいな。自分も含めて誰かが辛い気持ちを背負い込んじゃうなら、そうまでして続ける意味が分かんないや。」
博士
「うむ。おっさんもそうなのかもしれんな。しかし、それは見ようによっては甘えと取られる場合もある。それを背負った上で乗り越えるものだ、と。
いずれにしても、その辺が価値観なんじゃろうな。大事なのは、価値観が違うからいけないのではなく、色んな価値観があることを認めた上で、それらをどう活かせば仕事にとってプラスかを考え、実行できるかじゃ。」
のぞむ
「でも、おっさんはそんなグイグイいくタイプじゃないよ。」
博士
「うむ。違う価値観をまとめ新たな価値観を提示し皆を引っ張る。誰にでも出来ることではない。だから、そうした能力を持つ人間が高い評価を受けるのは当然だ。
さっきも言ったが、大事なのはそれが出来ないからダメじゃない。できる人やればよい。リーダーに理解を示し、それに従えることだってある意味能力じゃ。
また、メンバーが変われば役割も変わる。コイツはダメだ、と切り捨てるのではなく、コイツを活かせるのはどのポジションだろう、コイツをうまく動かすのにどんな価値観を植え付けてあげたらいいだろう、と考えることが大事じゃ。」
のぞむ
「そしたら派遣をほっぽっとくなんてあり得ないよね。」
博士
「そうじゃな。ただ、ほっぽられたから何も出来ません、じゃ面倒見る気もおきんから、やはりお互いの歩みよりは必要じゃな。そうなるためには、今の派遣制度は根本から変えていかんといけん気がするが。ただ、わしにはどうにも出来ん。」
のぞむ
「おっさんにも頑張れって言ってみるよ!博士が言ったようなことが一人でも多く伝われば、少しずつでも良くなるかもしれないし。」
博士
「のぞむくん、ありがとう。おっさんに伝えてくれ。辛くて辞めたくなっても、皆それぞれの立場でうまくやろうともがいてるって思ってみてくれ。その積み重ねでしかのぞむくんたちの未来は変えていけんのかもしれん。簡単に辞めてしまうことはせっかくの積み上げを崩すだけなのだと。」
のぞむ
「おっさん、まだ仕事見つかってないんだけど…
ま、頑張ってもらって、ぼくの派遣ライフを明るくしてもらわないとね!」
博士「…」
posted on 2013年5月22日水曜日
楽天イーグルス快勝!
のぞむ
「こんばんは!博士!!」
博士
「こんばんは、のぞむくん。なにやら、うれしそうだね。」
のぞむ
「うん、田中のマー君が今季初完投で巨人に勝ったんだよ!」
博士
「そうか、それは素晴らしい!澤村も頑張っていたようだけど、まだ田中には及ばんか。」
のぞむ
「澤村は苦しいところで踏ん張りきれなかったね。5回は一・二塁からワイルドピッチでピンチを広げて、勝負すべきジョーンズにフォアボール。マギーの当たり、よく入らなかったよ。」
博士
「・・・。なかなか通な見方をするね、君。」
のぞむ
「ま、4億円と6500万円の差が出たってことだよね!」
博士
「!?あぁ、年俸の話か。って君はそんな世知辛い見方をしておるのかね。ゼニグラじゃないんだから。」
のぞむ
「はぁ~、プロ野球選手っていいなぁ~。なんであんなにお金がもらえるんだろう?世の中にはお金に困っている人がたくさんいるのに。サインボールじゃなくて、札束投げ入れればいいのに。」
博士
「これ!なんてこと言うんだ!!もっと純粋にプロ野球を楽しみなさい!」
のぞむ
「でも実際球場に行って観戦するのもたくさんお金がかかるよ。選手にあんなに払えるなら、チケット代とか飲食代とかグッズとかもっと安くなればいいのに!」
博士
「なるほど、それは一理あるかもしれないね。ファンあってのプロ野球だからもっとファンに還元すべき、ということだね。札束投げ入れとかはなしで(笑)」
のぞむ
「そうそう。選手の年俸がうなぎ上りで、払えなくなったらメジャーに買い取ってもらうって、もはや夢っていうより庶民とかけ離れすぎてるよね。」
博士
「ふむ。それでも巨人の立岡くんなんかは、育成上がりで年俸は600万円だというよ。それが球界最高年俸である5億7000万円の阿部と同じグラウンドでプレーしているというのは、なんか夢を感じないかね?」
のぞむ
「うーん、ピンとこないなぁ。サッカー選手の年俸ってあんまり知らないけど、日本代表の遠藤がJ2でプレーしてるほうがスゲーって思う。お金って数字だからそうやって比較が出来るけど、いくらお金をもらっていても、阿部よりも長嶋や王や野村や落合のほうが偉大だと思うな。」
博士
「・・・君はいったいいくつなんだ・・・ま、それより本題はチケット代とか安くならないか、ってことだったっけ?」
のぞむ
「うん、地方のファンは交通費もかかるし、なかなか球場に足を運べないよ。球場じゃ、お弁当もジュースもビールも高いし・・・」
博士
「うむ、そのあたりはプロ野球に限らず、演劇や広くはテレビなども含めたショービジネス全般のあり方になってくるのかの。たくさんの人を集める、そしてそれを維持する、となると、施設やそれを管理する人や物にも費用はかかる。関わる人数が莫大になるんじゃの。もちろん、みんながみんな選手みたいなお金をもらっているわけじゃないぞ。むしろ、そこらのお店じゃ経験できないほどの人数を捌く割には薄給の人だっておるかもしれん。
その中で、選手は看板として多くの給料をもらってるわけだな。ただ、多くもらってしまうとその次さらに、とか、他の選手(の実績)と比較して、とか、際限なく上がってしまうのも現状じゃ。逆に最近では、40%以上の減俸という選手も出てきたり、減俸額が億を超えたり、昨年のガッツのように3億6000万円減という例も出た。これらも時代を反映しておるのかもしれんな。」
のぞむ
「じゃあガッツが出る試合のチケットは安くならないの?」
博士
「酷いことを言うな・・・ガッツだって頑張っているんだよ。そうやって叩かれる有名税も含まれているんだよ。のぞむくんのお父さんが会社でミスしても、見ず知らずの子どもに馬鹿にされることはないだろう?」
のぞむ
「うん。でも会社の若造に生意気な口利かれたって愚痴ってたよ。」
博士
「。。。それはさておき、チケット代に反映させる、させないは球団経営の問題もあるからな。安くすればそれだけお客が入る、という見込みがなければ、5万人のチケット代を100円下げたって500万円の売上ダウンだからね。」
のぞむ
「Kスタは未だに2万ちょいしか入らないよ。」
博士
「話がどんどん脱線しておるぞ。まぁここだけの話、球団経営者は野球自体に興味が無い人が多いらしいからの。桁違いの人やお金を動かすことのために最善を尽くしているのかもしれんが、”ファンあっての”ってことを忘れんで欲しいな。
それと、スポーツやショーの世界だから、のぞむくんの言う”庶民”とはかけ離れてしまうという意見もあるが、Jリーグの20周年に寄せて、キングカズがこんなことを言っておったそうじゃ。
”自分は15歳でブラジルに渡り、そのままプロサッカー選手としてやってきた。だから一般の企業で働いたりしていないし、世間も知らない。けれど、たくさんの人が集まり、多くの人を感動させて、それを共有するというのは、企業にも通じるものだと思う。それをサッカーを通じて学ばせてもらった”
うろ覚えなので正確な内容ではないが、さすがキング、と思ったわい。また、夢を与えるために、ビッグクラブやスターもJリーグに必要だ、とも言っていた。」
のぞむ
「うん。マー君のピッチングには勇気をもらったよ。」
博士
「そうじゃ。人に勇気を与えること。誰にでも出来ることじゃない。それが4億円の価値という言い方は出来ると思う。
ただ、野球選手も特別な存在じゃない。同じひとりの人間じゃ。それをかけ離してしまうのも、近づけてくれるのも、球団やマスコミの力は大きいな。カズの言うように、みんな同じ原理で頑張っているのだから、より多く感動したりそれを共有できたりする方向を常に考えていきたいな。」
のぞむ
「博士。結局チケット代は安くならないの?」
博士
「うむ、わしにはどうにも出来ん。今のところは、球場へ足を運んだときにもらった勇気や元気で、それ以外の日々を頑張っていくことくらいしか出来んな。ファンとして、また社会の一員として正しく過ごしていくことが、やがて何かを動かすかもしれんの。」
のぞむ
「ふーん。子どもだから難しいことは分かんないや。けど、せっかく高いお金出して見るんだから、目一杯楽しめってことダネ!」
博士
「そういうことじゃ。(やはり子どもだったのか・・・)」
「こんばんは!博士!!」
博士
「こんばんは、のぞむくん。なにやら、うれしそうだね。」
のぞむ
「うん、田中のマー君が今季初完投で巨人に勝ったんだよ!」
博士
「そうか、それは素晴らしい!澤村も頑張っていたようだけど、まだ田中には及ばんか。」
のぞむ
「澤村は苦しいところで踏ん張りきれなかったね。5回は一・二塁からワイルドピッチでピンチを広げて、勝負すべきジョーンズにフォアボール。マギーの当たり、よく入らなかったよ。」
博士
「・・・。なかなか通な見方をするね、君。」
のぞむ
「ま、4億円と6500万円の差が出たってことだよね!」
博士
「!?あぁ、年俸の話か。って君はそんな世知辛い見方をしておるのかね。ゼニグラじゃないんだから。」
のぞむ
「はぁ~、プロ野球選手っていいなぁ~。なんであんなにお金がもらえるんだろう?世の中にはお金に困っている人がたくさんいるのに。サインボールじゃなくて、札束投げ入れればいいのに。」
博士
「これ!なんてこと言うんだ!!もっと純粋にプロ野球を楽しみなさい!」
のぞむ
「でも実際球場に行って観戦するのもたくさんお金がかかるよ。選手にあんなに払えるなら、チケット代とか飲食代とかグッズとかもっと安くなればいいのに!」
博士
「なるほど、それは一理あるかもしれないね。ファンあってのプロ野球だからもっとファンに還元すべき、ということだね。札束投げ入れとかはなしで(笑)」
のぞむ
「そうそう。選手の年俸がうなぎ上りで、払えなくなったらメジャーに買い取ってもらうって、もはや夢っていうより庶民とかけ離れすぎてるよね。」
博士
「ふむ。それでも巨人の立岡くんなんかは、育成上がりで年俸は600万円だというよ。それが球界最高年俸である5億7000万円の阿部と同じグラウンドでプレーしているというのは、なんか夢を感じないかね?」
のぞむ
「うーん、ピンとこないなぁ。サッカー選手の年俸ってあんまり知らないけど、日本代表の遠藤がJ2でプレーしてるほうがスゲーって思う。お金って数字だからそうやって比較が出来るけど、いくらお金をもらっていても、阿部よりも長嶋や王や野村や落合のほうが偉大だと思うな。」
博士
「・・・君はいったいいくつなんだ・・・ま、それより本題はチケット代とか安くならないか、ってことだったっけ?」
のぞむ
「うん、地方のファンは交通費もかかるし、なかなか球場に足を運べないよ。球場じゃ、お弁当もジュースも
博士
「うむ、そのあたりはプロ野球に限らず、演劇や広くはテレビなども含めたショービジネス全般のあり方になってくるのかの。たくさんの人を集める、そしてそれを維持する、となると、施設やそれを管理する人や物にも費用はかかる。関わる人数が莫大になるんじゃの。もちろん、みんながみんな選手みたいなお金をもらっているわけじゃないぞ。むしろ、そこらのお店じゃ経験できないほどの人数を捌く割には薄給の人だっておるかもしれん。
その中で、選手は看板として多くの給料をもらってるわけだな。ただ、多くもらってしまうとその次さらに、とか、他の選手(の実績)と比較して、とか、際限なく上がってしまうのも現状じゃ。逆に最近では、40%以上の減俸という選手も出てきたり、減俸額が億を超えたり、昨年のガッツのように3億6000万円減という例も出た。これらも時代を反映しておるのかもしれんな。」
のぞむ
「じゃあガッツが出る試合のチケットは安くならないの?」
博士
「酷いことを言うな・・・ガッツだって頑張っているんだよ。そうやって叩かれる有名税も含まれているんだよ。のぞむくんのお父さんが会社でミスしても、見ず知らずの子どもに馬鹿にされることはないだろう?」
のぞむ
「うん。でも会社の若造に生意気な口利かれたって愚痴ってたよ。」
博士
「。。。それはさておき、チケット代に反映させる、させないは球団経営の問題もあるからな。安くすればそれだけお客が入る、という見込みがなければ、5万人のチケット代を100円下げたって500万円の売上ダウンだからね。」
のぞむ
「Kスタは未だに2万ちょいしか入らないよ。」
博士
「話がどんどん脱線しておるぞ。まぁここだけの話、球団経営者は野球自体に興味が無い人が多いらしいからの。桁違いの人やお金を動かすことのために最善を尽くしているのかもしれんが、”ファンあっての”ってことを忘れんで欲しいな。
それと、スポーツやショーの世界だから、のぞむくんの言う”庶民”とはかけ離れてしまうという意見もあるが、Jリーグの20周年に寄せて、キングカズがこんなことを言っておったそうじゃ。
”自分は15歳でブラジルに渡り、そのままプロサッカー選手としてやってきた。だから一般の企業で働いたりしていないし、世間も知らない。けれど、たくさんの人が集まり、多くの人を感動させて、それを共有するというのは、企業にも通じるものだと思う。それをサッカーを通じて学ばせてもらった”
うろ覚えなので正確な内容ではないが、さすがキング、と思ったわい。また、夢を与えるために、ビッグクラブやスターもJリーグに必要だ、とも言っていた。」
のぞむ
「うん。マー君のピッチングには勇気をもらったよ。」
博士
「そうじゃ。人に勇気を与えること。誰にでも出来ることじゃない。それが4億円の価値という言い方は出来ると思う。
ただ、野球選手も特別な存在じゃない。同じひとりの人間じゃ。それをかけ離してしまうのも、近づけてくれるのも、球団やマスコミの力は大きいな。カズの言うように、みんな同じ原理で頑張っているのだから、より多く感動したりそれを共有できたりする方向を常に考えていきたいな。」
のぞむ
「博士。結局チケット代は安くならないの?」
博士
「うむ、わしにはどうにも出来ん。今のところは、球場へ足を運んだときにもらった勇気や元気で、それ以外の日々を頑張っていくことくらいしか出来んな。ファンとして、また社会の一員として正しく過ごしていくことが、やがて何かを動かすかもしれんの。」
のぞむ
「ふーん。子どもだから難しいことは分かんないや。けど、せっかく高いお金出して見るんだから、目一杯楽しめってことダネ!」
博士
「そういうことじゃ。(やはり子どもだったのか・・・)」
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