posted on 2013年5月27日月曜日

ONE PIECE休載!?

のぞむ
「博士~、大変だ~!」



博士
「どうした、のぞむくん。」



のぞむ
「来週再来週とジャンプでワンピースが休載だっていうんだよ。尾田っちが病気なんだって。」



博士
「何!尾田栄一郎先生が!

  どれどれ、ジャンプの公式サイトに尾田先生のコメントがでちょる。」


のぞむ
「読者の皆様と麦わらの一味に対して謝ってるね。尾田っちらしいや。けど少年にとっての2週間は長いなぁ~。」



博士
「そう言うでない。あれだけのマンガを毎週毎週書いておるのじゃ。疲れも溜まるし、気分も合わせてリフレッシュしてくれるといいの。」



のぞむ
「そうだね。今のところもなんだか人も多くて展開もごちゃごちゃしてきたから、スッキリしてくれるといいね。」



博士
「君は相変わらず毒を吐くな。一度おつるさんに洗ってもらいなさい。


  パンクハザード編だって、ヴェルゴを倒した辺りは君も盛り上がっていたろう。ちゃんと考えているのだよ、尾田先生は。」


のぞむ
「頂上戦争以後、盛り上がりに波があるよね。はぁ~博士が生きてるうちに終わるかなぁ~。」



博士
「『ぼくが大人になるまでに』くらいの言い方は出来んのかい(怒)

  まぁよい。今日はそんなワンピース談義に来たのかい?」


のぞむ
「ううん。博士。どうしてマンガばかり読んでいると怒られるの?もっとたくさんマンガを読んでいられるといいのになぁ。」



博士
「ふむ。宿題もせずマンガを読んでいたら、そりゃ怒られるわな。」


のぞむ
「ちがうよ。マンガを読むのだって勉強だよ。いろんな知識を得られるし、友情・努力・勝利の大切さだって学べるんだよ。」


博士
「うん。日本ではマンガは文化とも言われておるし、確かにマンガで得られる知識や、マンガで読まなければ興味も持たなかったジャンルもあるくらいじゃしな。雑学から専門的な知識までマンガから得られるものはとても多い。」


のぞむ
「でしょでしょ!だからマンガをたくさん読むことは勉強をいっぱいすることと同じくらいいいことだと思うんだよ。それなのに・・・」


博士
「それとこれとは話が別じゃ。マンガも読んで、勉強もする。これが正しい姿じゃ。マンガを読むことで得られるものは多いが、それらは全て受身でもある。テレビやDVDもそうじゃな。得たものをアウトプットする訓練もせねばいかん。学校の勉強ではそれらがバランス良くできるのじゃ。だから、宿題をおろそかにしてはいかん。」


のぞむ
「ワンピース談義をすることはアウトプットじゃないの?」


博士
「なるほど。君も喰らい付くね。確かに受身だけでなく、自分の感想を他人に伝えることはアウトプットだね。しかし、そこには答えが無い。人の数だけ感じ方は異なるし、だからそれが良いとも言えるが、答えを導き出す訓練はできんの。誰もが納得する答えを出すことも社会に出たら必要じゃからな。

 それに、学校で勉強したことがマンガに出てきて『あ、それ知ってる』ってなったら、それもまたマンガの楽しさを増やしてくれるじゃろう。」


のぞむ
「むむむ。博士はどうしてもぼくに勉強させたいんだね。あれやこれやと理由をつけて。そんな大人になりたくないから、ぼくはマンガを読むんだい!ルフィだってゾロだって、勉強なんてしてなさそうだし、好きなことばかりやってきているじゃないか。」


博士
「おや、どんどん屁理屈になってきておるな。のぞむくんがルフィのように夢を持って、仲間のために命も惜しまず冒険の道を進むのなら、ゾロのように世界一の剣豪になるために、そしてルフィを海賊王にするために自分がどれだけ傷ついても構わないというのなら、命がけで一生懸命マンガを読むといい。例えば尾田先生のような偉大な漫画家になるんだ、とかな。読者のために、キャラクター達のために病気になってもマンガを描き続けるなんて、並大抵の覚悟じゃできないぞい。

 そうでないのなら、将来自分がやりたいことの力になるように、バランスよくマンガも読み、勉強もし、仲間といろいろ話し、いろんな力を蓄えるがよい。だから宿題を終わってから、マンガを読む。」


のぞむ
「うーん、やっぱり勉強はしなくちゃダメか。けどぼくは、尾田っちよりも冨樫のように自分の好きなときに好きなようにマンガを描いて、遊びたくなったら好きに休載できるような漫画家になりたいなぁ。(注:子どもの意見です!)」


博士
「おーい、冨樫先生!言われてますぞ!!」
Powered by Blogger.