posted on 2013年10月8日火曜日

新しい環境



どうも、独り言です。


月曜日から新しい仕事になりました。

だんだん年を取ると新しい環境に馴染むのが大変です。あ、年とか関係ないのかな。僕の場合、我慢が足りないだけだから。


その場所その場所で雰囲気があってルールがあって。みんながみんな最初から合うわけではなくて、だんだん慣れていって。

それは分かります。そして会社の方針とかやり方があって、そこにみんな合わせてる。そういうもんだと思います。





けど、何でなんだろう?

合わせているつもりなのに、合ってないんじゃないかとか感じて、合ってないのに何無理して合わせてんだろうとか考え出して、合わせるのが嫌になる。

でも、周りの顔色は気になる。だから居られなくなる。

なんだろね。そんなに難しいことじゃないのに。




ゆずは唄う。

「誰のせいでもないさ 人はみんな鏡だから」

そうだなぁ。自分から心を開いて溝を埋めていけばいいんだよね。




B'zは唄う

「過ぎた時間はすべてDestiny 今の君を生んでくれた」

「幸も不幸もEasy Come, Easy Go!」

なるほど。これが自分なんだから仕方ない。どっちにしても受け入れちゃったほうが楽なんだろうね。




はぁ。けどね、突然全てがヤになっちゃったり、いきなりバックれたらみんなどういう反応するんだろうとか、不謹慎なことばかり考えてしまう時期が来たりするんだ。

誰も味方なんかいないし、誰も困らないし、誰のために頑張ろうという気もしないや、って思ったとき。




あーもう病気。病気の一言で片付けちゃいけないんだろうけど、どこでこうなっちゃったんだろうっては思う。どうにもおさまらない衝動がやってくるんだわ。

そのときに我慢して、波が過ぎて、また繰り返しながらも「前へ進んでいく」、という経験をしてこなかったんだよね。同じことを何度も何度も繰り返す。きっとこれからも繰り返す。




前へ進んで行けたら少しは違うのかもしれない。今更人並みに立派な社会人にはなれないだろうけど、自分なりにもう少し自分も許せて周りも受け入れられて、迷惑かけたり悲しませたりしなくなっていければそれでいいかな、と思う。




今はあんまり深く考えずに、深入りせずに日々淡々と過ごしています。

疲れてよく眠れてるのもいい。




もう少し慣れてきて、いろんなことが溜まってきたときにどう処理するかなんだよなぁ。

そんなときが来ないようにするためにも、仕事なんかしたくない、とも思っていた。

でも、そんなこといつまでも言ってられないんだよね。




世の中全て自分だったら、不満なんて持たないのかな。

ひとりじゃきっと生きていけないけど、誰からも干渉されずにひっそりと生きていきたいな。

自分を理解してくれる人たちだけ生き残ればいいのに。



とか、ありえないことばかり考えては、そうでない現実にうまく対応していけていない自分に気づいてまたイヤになる。




自分、どんだけワガママだよ、って思う。




自分がワガママならきっと相手もワガママになる。でもそれを受け入れられれば、それでも生きていける。



自分が変われば相手も変わる。そうなればもっといいはず。




でも、自分が変わったのに相手が変わらなかったら?損?




そう考えている時点で自分、たぶん変わってないんだろうね。




あーあ、また難しく考えちゃった。ま、今は落ち着いているからいいんだけどね。

大変になったときほど、気楽に考えよう。

もっと重い独り言をぶちまけてしまったら申し訳ございません。



そんなわけで、しばらくはぼちぼち更新しようと思います。

のぞむくんの言葉も博士の言葉も、奇麗事だったり、矛盾に満ちていても全ては僕の言葉。

願いもギモンも絶望も歓喜も、もっとうまく吐き出せるようになったら幸いです。



posted on 2013年10月6日日曜日

【新聞一面】期限切れXP 20万台 966自治体で



のぞむ
「あれ、さっきぼちぼちって言ったばっかりなのに、いきなり連続投稿?」


博士
「うん。書いてみたい内容じゃったしな。わしのパソコンもXPじゃし。」


のぞむ
「マイクロソフトのサポートが終了されるから、今後のセキュリティ対策は更新されないよ、ってことだね。

  個人ってより、自治体や企業など情報漏れの影響が大きいところが問題なのかな?」


博士
「直接狙われる可能性としては個人よりも危険は高いが、ウイルス感染を広める媒体となりうるという意味では個人も危険じゃな。もちろん、個人情報だって大切じゃ。」

のぞむ
「そうか。どうせ自分のパソコンには大したデータはないから、とも言えないんだね。

  怪しいサイトには十分気をつけているし、変なメールも開かないからウイルス感染なんて他人事と思っていたけど、OSの脆弱性を狙ったサイトが増える可能性が高いんだね。」


博士
「これまでも気づかぬうちにソフトウェアアップデートで守られていたかも知れないものが、これからは新たな手口には無防備になってしまうわけだな。

  自治体の意識の低さについて書かれているが、個人や企業も含めて、意外と大きな問題になるかもしれん。」


のぞむ
「XPなんてまだまだ現役のところ多いだろうね。ってか、ずっとXPでいいのに。使いやすいしさ。」


博士
「Windows98→2000→XPの頃はパソコン自体の性能も上り調子じゃったし、パソコン本体に関する興味が高かった気がするの。インターネットの通信速度もどんどん速くなってきていたし、パソコン本体もジャンジャン売れていたな。

 で、XPで落ち着いたというか、OSの性能としてもかなりのところまで上がったし、ネットもADSLなどある程度高速の常時接続が当たり前になってきた。そして社会的にも不景気のダメージが貯まってきて、パソコンを買い換える理由が減ってきてしまったのではないかな。

 ここ数年はスマートフォンやタブレットの勢いもあるじゃろうがな。」


のぞむ
「なんかさ、ぼくの場合だけどパソコンの使い方がどんどん限定されてきちゃってる気がするんだよね。アップグレードが必要なものは大体ネット関係のものだし、それらはネットでダウンロードできるし。WordやExcelなんて使わなくなるとバージョンなんてどうでもよくなるよ。」


博士
「それもそうじゃし、XPになってアクティベーションというライセンス認証が始まったじゃろ。要はOSを勝手にコピーされないようにひとつのOSを1台のパソコンにしかインストールできんようにするものじゃな。悪い言い方じゃが、それまではコピーして95から98、98から2000などとアップグレードしていた人もXPになって出来なくなったので、パソコンを買い換える以外にOSをアップグレードすることをしなくなってしまったということはあるんじゃないかな?

 そこへ来てXPの使い勝手がいいもんだし、パソコンを買い換えるサイクルが伸びてしまい、どんどん不景気・デフレも進み、携帯がスマホに進化し、など短期間じゃが時代の移り変わりが速すぎたのかもしれんな。」


のぞむ
「Windowsのパソコンは自分でいろいろ設定したり、OSインストールしたりするのも楽しかったからね。リカバリCDを入れるだけってちょっと物足りなかったもんね。そんなこと言ってるぼくらは少数派かもしれないけど。」


博士
「ま、少数派じゃろうな。複数のパソコンにインストールしたりはしたけど、OS自体買ったりしてたもんな。」


のぞむ
「だから一般の人たちは、よく分からないのに職場にパソコンがあって、なんでもパソコンでやらないといけない時代になってきて、とりあえず操作は覚えたけど脆弱性がどうのなんて気にする余裕なんてないか。」


博士
「なんだか分からず予算をかけて導入して、どうにかこうにか使えるようになったのに、また予算をかけたり、新しいOSの操作を覚えたり、ついていけない、というか、ついていく理由が分からない、といった感じじゃな。」


のぞむ
「まぁ自治体や企業で個人情報が流出とか、それこそサイバー攻撃とかいろいろあったから、知らない分からないで済まされないところもあるけど、このご時世、役所だって予算が厳しいこともあったろうね。あと、やたら煽る専門家もいるし。」


博士
「世の中の仕組みと同じで、悪意より善意のサイトや情報が多いから成り立っておるが、悪意が完全になくなるわけではない。また、隙があるから付け込もうとする輩も出てくる。じゃから積極的に隙をなくす動きをすべきだし、脅威に対して無防備でいるほうも悪い、と言っておるのじゃと思うが、それこそ今になって言ったところで特にお役所なんかは予算が動くわけないし、啓蒙活動という意味でもっと早くから専門家の働きかけがあっても良かったのかもしれんがな。」


のぞむ
「OSのバージョンアップの周期なんて、まだ数回しかないことだし、それこそサイクルなんてマイクロソフトの都合だもんね。長期的な予算なんて組みようがないし、マイクロソフトに買わされてる感も強いだろうしね。」


博士
「サポート終了の情報は07年から出ていたらしいし、十分な準備期間やそれこそ専門家の警鐘もあったのじゃろうが、コンピュータ、しかも基本ソフトであるOSに対する保守費用という概念は、まだ日本の自治体にまでは浸透していないようじゃな。」


のぞむ
「そういうのもこれからなんだろうけど、それまでに大きな問題が起きなければいいね。『悪意』に引き寄せられないように気をつけるうちに対策ができれば。」


博士
「重要なデータや不要なデータはネットから切り離す、とか一時的でも出来ればな。『悪意』自体はなくならんだろうが、ハッカーとか呼ばれる輩の多くは自分の技術を試したい愉快犯的な思想が強いんじゃろうから、そういう輩の動機をうまく削いでやれればいいのじゃがな。」


のぞむ
「本気の『悪意』になる前にね。自治体や企業、国を破滅させる目的の攻撃が日常化したらネットの発展も止まっちゃうだろうし。ま、ぼくはもうぼちぼち止まってもいいんじゃないかと思うけど。」


博士
「IT企業とやらも永遠に発展する業界ではないということじゃな。バージョンアップは必要じゃが、しないと取り残されるとか、度々過ぎるとか、社会に時代に受け入れられんことには成り立たんしな。」


のぞむ
「Windows8のパソコン、買うのかなぁ?買おうとすれば、それはそれで楽しくなってはくるんだけど、お金もないしなぁ。」


博士
「そうじゃな。うちのXPも動きが遅くなったんじゃが、ハードディスクがいっぱい近くなっておって、ファイルを消してデフラグかけたらマシになったからな。もう少し使っていたいもんじゃ。」


のぞむ
「今から貯金始めて、予算組みしておこうね。」


【新聞一面】子育て支援に3000億円



博士
「消費税増税に伴って、社会保障の充実案の原案がでたそうじゃな。」


のぞむ
「ちょっと待ってよ。増税による増収が5兆1000億円でそのうち4兆6000億円が年金や診療報酬など現在の社会保障を維持するための費用、って増税分がそのまま充実案になるんじゃないの?」


博士
「12・13年度で既に基礎年金が財源不足でつなぎ国債で手当てしていたのでその返済に当てる分がある、とのことじゃが、あまり広く知られていないようじゃな。」


のぞむ
「国債って借金だと言うけど、慢性的だからあんまり実感がないんだよね。じゃあ増税しないで国債でなんとかなるんじゃないの、とか。」


博士
「家計と違い、国の財政は桁も関わる人も多すぎてピンとこないところはあるな。じゃが、いつかは大変になることは分かるから、そのための増税であるのだがな。」


のぞむ
「ふーん。3000億が多いのか少ないのかもピンとこないなぁ。保育所とか養護施設とかの話だし、直接関係ない人も多いだろうから、あまり関心が集まらなそうだね。」


博士
「当面、受け入れ施設がなくて困っている人にとっては朗報じゃし、子どもを預け入れることで働きに出られる人が増えれば社会全体にとってもよいことじゃ。目に見えて実感はしづらいがな。」


のぞむ
「でもどう使われるかを何にも知らないよりはいいよね。先々のことまでは分からないから何が優先なのかとか判断つかないけど、今回子育て支援を充実させたなら今度は何だろうとか、次はこうして欲しいとか考えられるし。」


博士
「うむ。やり方やその効果にも注目することになるしな。まずは関心を持つことからじゃ。」






のぞむ
「それはそうと博士、昨日の一面なのに更新が今日になっちゃったね。」


博士
「うむ。昨日はちょっと疲れておってな。毎日はやはり大変じゃな。」


のぞむ
「最近新聞ネタしか書けてないしね。一面以外のネタもできるといいとは思うんだけどね。」


博士
「まぁ始めてしまったしな。いろいろやりたいことはあるんじゃが、まずは毎日続けることが出来てからと思っているんじゃがな。」


のぞむ
「あんまり型にはめすぎないでもいいんじゃない? やりながらその都度いいようにしていけば。」


博士
「まぁそうなんじゃがな。あんまり記事が短すぎるのもなんだし、書くからにはある程度の内容にはしたいし、とか考えてると時間がかかってしまうもんじゃ。」


のぞむ
「まぁこのブログは書きたいことを書いてるだけだからね。見せるためとか、書きたくないのに書くとかはなしでいいんじゃない?」


博士
「そうじゃな。気楽にやるとするか。」


のぞむ
「ぼちぼちいきましょう!」



posted on 2013年10月4日金曜日

【新聞一面】防衛指針 中国を念頭 日米2+2



博士
この前の集団自衛権やサイバー攻撃の話の続きで、日米での外務・防衛担当閣僚による安全保障委員会が東京で開かれた、ということじゃな。いわゆる2+2というやつじゃ。」


のぞむ
「日本は外務大臣と防衛大臣、アメリカは国務長官と国防長官ってことだね。」


博士
「アメリカから両閣僚が揃って来るのは初めてということじゃ。ちなみにヘーゲル国防長官は昨日誕生日だったそうじゃな。『プレゼントは日本での合意が欲しい』と言っておったそうじゃ。」


のぞむ
「こっちはもっと気の利いたアメリカンジョークが欲しかったね。『プレゼントにオスプレイを一機持って帰るよ』とか。」


博士
「シャレじゃ済まなくなるから止めなさい。オスプレイの話もあるんだから。」


のぞむ
「この前、サイバー攻撃で中国を想定した指針になるって言ってたけど、他にはどんな内容があるの?」


博士
「弾道ミサイルや宇宙、情報保全など15分野での協力を話し合うということじゃ。

  日本側からすると、やはりオスプレイ問題、沖縄の基地問題の関心が高いの。」


のぞむ
「結局沖縄が困っているのは変わってないよね。中国が攻めてきたら困るんだけど、米軍がらみだとほとんどの基地は沖縄だしね。」


博士
「戦争が起きないようにするのが正しいのじゃが、有事の想定はせんといかん。自衛隊だけで守りきれん可能性がある以上、米軍に頼らんといかん。そうなるとどこかが米軍を受け入れなくてはならん。」


のぞむ
「立地とかあるんだろうけどさ、沖縄からすれば、いつもババを引かされてることになるし、過去の歴史とかもあるから、可哀想だよね。」


博士
「墜落などの危険はもちろん、騒音も酷いし、米兵の犯罪などの問題もずっと続いておる。他の地域に移すにしても、そうした問題をまず解決せんといかんし、受け入れてもらうための誠意も必要なんじゃがな。米軍にしてみたら、『守ってやってるのに』とか思ってるのかもしれんが、住民からすればむしろ荒らされてると思うじゃろう。」


のぞむ
「長官たちはそういうことまで分かってないんだろうね。米軍のしくみはよく分からないけど、日本駐留ってアメリカ本土に家族を持つ人なんかは、遠方の単身赴任だよね。しかも戦争してるわけでもないから名誉とかがあるわけでもないし。母国から遠く離れた地で腐ったり、やる気がなかったりしてる軍人も多いんじゃないかな。」


博士
「そのあたりは分からんが、だからと言って何をしてもいいわけではないな。じゃが、原因がなんなのかを突き止めたり、迷惑をかけていることに対して謝罪したり、誠意の見せ方はあると思うんじゃがな。出来ない理由もまたあるんじゃろうが、そういうのを変える努力をするとかな。」


のぞむ
「オスプレイだってそんなの常時配備しなくても、普段は自衛隊の機体を使うとか国産で機体を開発するとか、そういう方向にはならないのかな。日米同盟とはいうものの、アメリカが上で日本が下の構図になっちゃってるよね。あ、敗戦国だから仕方ないの?」


博士
「あからさまにそういうわけではないが、正式な軍隊のない今の日本に合わせるというのは、米軍にとっても面白くないのは確かじゃろうな。米軍の力をもってして日本の平和を維持している、と言いたいのじゃろうかな。」


のぞむ
「ふーん。長官たちも沖縄に行けばいいのにね。トップ会談も大事かもしれないけど、事件は現場で起こってるんだから。」


博士
「アメリカ側は他にもいろいろ関心があるだろうから、沖縄基地問題への関心が高いというわけではないんだろうな。まぁ対等でないのは事実じゃろうが、困っている人たちの声くらいは届けて欲しいもんじゃな。」


のぞむ
「二人揃って来た、ってことは『来てやったぞ』的なパフォーマンスなのかな。それともこれからの日米同盟における日本の重要性を考えているのかな。」


博士
「そうしたものも様々な思惑があったりするから本当のところは分からんな。じゃが、一度やったからには今後もこのレベルでの話し合いが出来るということでもあるから、外務・防衛大臣も突っ込んだ話をどんどんしていくべきじゃぞ。」


のぞむ
「ぼくが行ったらガンガン突っ込んでやるのに。『お前に食わせる誕生日ケーキはねぇ!』とか。」


博士
「・・・それはとても気の利いたジャパニーズ・ジョークではないな・・・」

posted on 2013年10月3日木曜日

【新聞一面】選手強化へ練習場整備 パラリンピック



博士
「今日はスポーツの話題じゃが、パラリンピックの話じゃな。」


のぞむ
「パラリンピックっていつも思うんだけど、障害者の人が活躍するのを見ると同じ障害を持つ人達って本当に勇気をもらえそうだよね。ぼくらが田中やダルビッシュの活躍を見る以上にさ。」


博士
「そうじゃな。同じ境遇や苦しみを知っている、という想いが共感を呼ぶのであろう。わしらには分からん悲しみや苦難を経験した人達にとって、希望だったり、勇気だったり、明るさだったりするんじゃろうな。」


のぞむ
「パラリンピックでのメダルが減っていることや東京オリンピックの開催決定を受けての対策なんだろうけど、メダルだけじゃなくて、障害者全体のことを考えた対策をして欲しいね。」


博士
「障害者が暮らしやすい街づくりも進めるとのことじゃが、あんまり具体的には出ておらんな。」


のぞむ
「練習場や競技場、駅やバスターミナルのバリアフリー化の整備なんかが出ているね。選手はもちろんだけど、観客なんかも便利になるといいね。」


博士
「そうじゃな。あくまでスポーツのための、ではなく、スポーツを通じて障害者全体が暮らしやすい社会を作ることを目的としていて欲しいな。」


のぞむ
「障害者のスポーツ対策が中国や韓国に遅れをとっている、という理由もあるらしいけど、そういうのに振り回されちゃうと、本当に助けが必要なところに手が届かなくなるよ。」


博士
「パラリンピックのメダルの数が障害者そのものの注目につながるように、その先も踏み込んだ対策が必要じゃな。雇用にしても福祉にしても、企業や地域を巻き込んでいけるといいんじゃないかな。」


のぞむ
「スポーツをやらない人だっているんだからね。スポーツからもらった勇気を発揮できる場も必要だよね。」


博士
「うむ。華々しい場所ではなくても、それぞれが輝ける場所は必要じゃな。ま、最終的には本人の頑張り次第じゃが。」


のぞむ
「ぼくらもそうだよね。田中からもらった勇気、活かしきれてないなぁ。

  昨日、NHKでやってた楽天イーグルスの優勝特番見たけど、被災地の人、すごく頑張ってたし、野球の力っていうか人の気持ちの力ってスゴいって思ったよ。」


博士
「共に戦う仲間というのがいると、頑張りも続くし、挫けそうなときも支えになるからな。被災者でも、障害者でも、のぞむくんでも、ひとりきりにしてはいかんのじゃ。」


のぞむ
「うっ、また可哀想な人扱いだ。まぁ間違っちゃいないけどさ。確かに孤独を感じることは多いさ。浮き沈みだって激しいよ。けど、こうして社会のことを考えているだけでつながっている気にもなったりするし、そんなわけで今日もぼくは生きているさ。」


博士
「・・・なんのこっちゃ。今回は障害者のみなさんのこともよく知らずにわしらが勝手に言いたい放題で申し訳ございません。自分中心のちっちゃな考えではありますが、みんなが幸せになったらいいなぁという思いではありますので、どうかご了承ください。」


のぞむ
「ぼくもぼくなりに世界を広げて頑張ろうっと。」


posted on 2013年10月2日水曜日

【新聞一面】消費税4月8%決定



博士
「昨日の内容の続きじゃな。閣議で正式に決定したとのことじゃ。」


のぞむ
「引き上げは17年ぶり2度目か。古豪というには実績が足りないね。」


博士
「甲子園に例えんでもよろしい。じゃが、3%から5%になりずいぶん経ったわけじゃな。何だかんだ混乱した記憶もあるか、今となっては5%は当たり前になってしまったからな。」


のぞむ
「そういうのが一番怖いって昨日言ってたじゃない。まぁ、今回上がってその後10%になって、落ち着くのはしばらく先のことだね。」


博士
「そうじゃな。それまでに安倍総理の言う『経済再生と財政健全化』の足がかりくらいは確実に見せて欲しいの。」


のぞむ
「いろいろ外的要因もあったんだろうけど、5%になってからデフレが始まっていたんだね。そのために今回は企業の減税などを行ってお金を使わせるシナリオってことだけど、そう簡単に行くのかな?」


博士
「理屈じゃそうなんじゃが、これまでもなかなか実行できてこんかった。政府の強力な働きかけが必要じゃな。」


のぞむ
「みんな自分の会社が一番だからね。『会社のため』って大義名分で会社の利益>社会の利益になってるよね。」


博士
「会社を守ることが従業員を守ることにもつながるから、一概には言えんが、大企業ほど社会優先の考え方が浸透して欲しいな。」


のぞむ
「法令違反や脱税など組織ぐるみの犯罪なんかは許せないよね。」


博士
「法の仕組みがどうこう、という言い分もあるんじゃが、それを差し引いても庶民はもっと苦労していると思ってもらいたいもんじゃ。」


のぞむ
「言わば『余計な仕事』も増えるしね。」


博士
「結果的に値上げになるわけじゃから、売り場はもちろん生産にも影響するな。しかもそれが会社の事情でなくて国の事情ともなれば、やる側もモチベーションが下がってしまいがちじゃ。」


のぞむ
「でも、そこを社会全体のためと思ってやれるかどうかが大きいよね。そこまでして頑張ってるんだから、本当に社会が良くなって欲しいとも思えるし。」


博士
「そういうことじゃな。ひとりひとりがそれぞれの立場でやれることをやれば、日本がひとつとなって大きな変化を遂げるやもしれん。」


のぞむ
「そうなるように、安倍さんには先頭に立って引っ張って欲しいね。また志半ばでいなくなることがないように。」


博士
「政権交代などは不可避なこととはいえ、政策は続いていくもんな。人が変わるとその意味合いも微妙に変わってくる。そのためにも、何としても成し遂げるという意気込みで全ての政策に当たって、途中で退陣などということが起きぬよう頑張って欲しいの。」


のぞむ
「言うのは簡単だけど、やっぱり大変そうだよね。ぼくにはとても無理なことだから、出来ることをやって手助けするしかないんだね。」


博士
「そうじゃ。いかに総理が優れた人間でも、ひとりでは何も成し遂げられん。皆の協力あってこそじゃな。」


のぞむ
「野党の人達も、反対するのは簡単だけど、ひとつにまとまることも大事だよね。

  あげ足ばっかり取らないで、素直になることも必要だね。」


博士
「うむ。のぞむくんもわしのあげ足ばかり取るでないぞ。」


のぞむ
「うわ!うまいこと返された!」

posted on 2013年10月1日火曜日

さらば!天才 広島カープ前田智徳引退



しょうこ
「あぁ、前田さま…」


のぞむ
「どうしたの?しょうこちゃん。前田って、大尊?用高?それとも富士雄?」


しょうこ
「…そんなろくでなしBLUESの人達じゃありません。」


博士
「そうじゃ。せめて日明くらいのことはいうもんじゃ。」


みらい
「博士まで何言ってんの!広島カープの英雄、前田智徳のことでしょ!」


博士
「こりゃ失礼。結局復活出来んかったか。ファンも認めたくないじゃろうが、本人が一番その気は強いじゃろう。じゃが、会見での表情からは、本当に悩んで、そして、解放された様子が伝わるな。ともあれ、お疲れ様でした。」


のぞむ
「代打での生活やチームの快進撃について聞かれた時は何とも言えない悔しそうな表情もしてたね。」


みらい
「本当に真剣に野球に取り組んできたからこそ、辛いことばかりに感じていたんでしょうね。『これが持って生まれたもの』には、野球の神様も辛い仕打ちをするもんね、と思ったわ。」


しょうこ
「骨折のとき、あれだけお怒りになられたのが分かります。常に覚悟はしてたでしょうし… あんな形で…」


のぞむ
「江村も堪えたろうね。けどこれもプロの勝負の世界。これを乗り越えて一流になってほしいね。」


みらい
「せっかく球団初のクライマックスシリーズ進出も決まったのにね。ま、日本シリーズは巨人が行くとして、ファイナルステージで戦いたかったわ。」


のぞむ
「ぼくは広島と日本シリーズやりたいなぁ。マエケン対田中を見たいよ。」


博士
「どっちも出れんかも知れんぞい。それより前田のことじゃ。天才と呼ばれたあの美しい打撃フォームが見られなくなるのは寂しいの。」


しょうこ
「ケガさえなければイチローをも凌ぐレジェンドだったと思うわ。けど、ケガと闘ってきたからこそのレジェンドだとも思うの。」


博士
「うむ。2000本安打に加え、通算打率も3割超えじゃからの。あれだけのケガを乗り越えて、尚且つ42までプレーしたことは称賛に値するわい。」


しょうこ
「野村・正田・前田・江藤・金本…みんないなくなってしまわれたのね。寂しいわ。」


のぞむ
「カープ一筋ってこともカッコいいよね。代打生活ならパ・リーグって選択肢もあったろうけど、そんな声すら聞こえてこなかったもんね。」


みらい
「走攻守全てを兼ね備えた選手だものね。復活を考えたらDHではもったいないわ。」


博士
「それもあるが、本人も球団も周囲も、広島にいるのが当たり前と思っていたんだろうな。カープには珍しくと言ってはなんだが、相互理解があったんじゃろう。」


のぞむ
「主力はことごとくFAの時期があったからね。けど前田は自分の入った球団に恩も感じてたり、この球団で自分の野球道を全うしようと思ったり、このチームを優勝に導こうとか、いろんなことを思いながら続けてきたんだろうね。」


しょうこ
「まさにそんな『求道者』な姿が、この時代際立って気高く見えたんです。」


博士
「カープも一つの時代が終わり、新たな時代の幕開けじゃな。」


のぞむ
「そうだね。堂林や丸、菊池とか楽しみな選手は多いしね。ノムケンの背番号を貰えなかった菊池が前田の1を継承できる日がきたら面白いよね。」


しょうこ
「背番号を休ませる、と言っていたわね。その表現も前田さまらしいわ。本当にまずはゆっくり休んで、そして好きなプリンを毎日召し上がって下さい。」


博士
「とりあえず、カープのシーズンはまだ終わらんからな。前田を日本シリーズの打席に立たせるつもりで、クライマックスシリーズも盛り上げてほしいな。」


のぞむ
「Kスタで待ってるぜ!」


みらい
「ちょっ!その前にセ・リーグでしょ!

  あたしも由伸さんが引退したら泣いちゃうな~。タイプは違うけど由伸さんもまた天才だものね。」


博士
「とにかく、今年は最後まで盛り上げること間違いなしじゃ。それぞれの想いを胸に戦う姿を目に焼き付けようぞ!」


しょうこ
「前田さま、プリンはもう少しだけおあずけの様です。」


【新聞一面】消費税8%きょう表明



博士
「いよいよ消費税増税が現実味を帯びてきたか。」


のぞむ
「来年4月から8%になるんだよね。いきなり10%も大変だけど、8%って半端だし、すぐに10%になるんだといろいろ混乱もしそうだし、うまくいくのかね。」


博士
「経済対策として5兆円ほど使うらしい。低所得者や住宅取得者への給付金や中小企業の設備投資減税、給与総額を増やした企業への法人税減税などが言われておる。」


のぞむ
「いろんなことはこれから具体的になってくるんだろうけど、増税するのに減税ってなんか矛盾してるよね。」


博士
「将来的な歳入と、現状のバランスを取りながらということじゃが、これまでもそうしてきたはずなのに財政が厳しい状況からすると、この先も明るい見通しというわけではなさそうじゃな。」


のぞむ
「『給与総額を増やした企業への法人税減税』って、みんなが増えるって限らないよね。偉い人や一部の人だけ上がって後は変わらずでも総額は上がるんだし。それでいて低所得者への給付ったって住民税非課税世帯ってことだから、普通に働いている人のいる世帯は対象外だろうしね。

 世の中でおそらく一番多い、平社員待遇で働いている人には負担が増えるだけだよね。」


博士
「極端な意見じゃが、確かにそういう見方も出来るな。数が多いからみんなで負担を分かち合おう的な考えにも見える。」


のぞむ
「大企業とかお金持ちにもっと負担してもらえばいいのに。」


博士
「大企業の負担が増えると、経済全体への影響が大きくなるとの考え方もあるが、そのあたりの考え方の温度差がまだまだ大きいようじゃな。」


のぞむ
「まぁいろいろ話してきた結果なんだろうから、増税は仕方ないとして、ちゃんと使われるかも大事だしね。増税によってやろうとしたことが出来なかったら、今の政府の人が自腹でなんとかする、くらいのことはして欲しいよね。」


博士
「国民に負担を強いている、という自覚がどの程度かということじゃな。一口に国民といってもいろんな立場の人がおるからな。みんな平等に出来れば最良なのじゃろうが、どこかで差がついてしまう。その中で大きな負担を力のある人が率先して支えるような社会になればいいのじゃがな。」


のぞむ
「『力のある人』ってお金持ちとか、権力者とか、有名人とかってこと?」


博士
「うむ。政治家がまず率先すべきじゃろうが、企業や団体などのトップクラスがそういうことをしていけば、労働者の働く意欲もまた変わってくるかもしれん。誰かにババを引かせることからは悪循環しか生まれんが、自分からババを引く人が出てくることで好循環が生まれるかもしれん。」


のぞむ
「これから半年、生活も見直さないといけないね。」


博士
「そうじゃな。本当に必要なものを見極めたり、収入を増やす努力、将来の計画など、一般人も負担は受けなければならんのは変わりないしな。」


のぞむ
「同時に税金の使われ方がちゃんとしてるか、とかをチェックもしていかないとね。」


博士
「そうじゃ。生活が苦しくなった、と批判をするのは簡単じゃが、それによって受ける恩恵についても評価せんとな。一番いけないのは、苦しいのが当たり前になってどんどん先細りしてしまうことじゃ。」


のぞむ
「うん。せっかくやるんだから、前向きに物事見ていかないとね。誰かのいいようにされないようにね。」


博士
「4月を前にすると、マスコミやメディアでも大々的に取り上げるじゃろうし、駆け込み需要なんかも毎度のことながら大発生するじゃろうしな。」


のぞむ
「お店で便乗した表示を禁止するって言ってたけど、テレビなんかでも表面的なことばっかり煽らないで欲しいよね。まぁそこに関心があるからこそ取り上げるって理由もあるだろうけど。ああいうの、ぼく嫌いだから見ていてイライラするんだよね。」


博士
「じゃ、見なきゃよかろう。イライラしたりするのも踊らされていることに変わりないんじゃから。」


のぞむ
「そっか。じゃ、値に足をつけてゲームにいそしむよ。」


博士
「出た!引きこもり発言!!」


Powered by Blogger.