posted on 2013年7月17日水曜日

理想の上司はどんな人?

のぞむ
「お疲れっす、博士。」


みらい
「お疲れ様でーす。」


しょうこ
「お疲れ様です。」


博士
「なんじゃ、みんな揃って。何の設定じゃ?」


のぞむ
「理想の上司ってよく言うじゃない?プロ野球の監督とか、芸能人とか。みんなで話していたんだ。」


みらい
「のぞむが星野監督の下では絶対働きたくないとか言ってんのよ。」


しょうこ
「わたしも謙二郎さんの下ではちょっと…。」


博士
「のぞむくんの星野監督への印象は依然として悪いままじゃな。しょうこちゃんもノムケンはダメか。」


のぞむ
「好き嫌いが基準になってる風がダメだなぁ。合う人はすごく合うんだろうけど。則本とか銀次とかは合うんだろうし、枡田なんてそれこそ直人の代わりに稼頭央のバックアップで期待されたのに結果が出なくて今や外野を守ってるけど、やっぱり期待されて使われてるしね。そういう人は確かに『ワシが育てた』だけど、草野にしても鉄平にしても塩見だって、ちょっと結果が出ないと干されちゃった印象だよ。内情は分からないけど、自分の影響が小さい人には手をかけない的で、チームとかその選手よりも、自分色に染めることが大事に見えちゃうし………」




博士
「それで、しょうこちゃんはどんな上司が理想なんだい?」


のぞむ
「ちょっちょっちょっ!ぼくの話も聞いてよ!」


みらい
「のぞむの話はグチグチしてうるさいのよ。結果、仙一さんがチームを強くしたんだから認めなさいよ。あたしは周りからどう言われようと、結果を出せる上司がいいわ。逆にあんたみたいな部下は嫌よ。」


のぞむ
「ブー。じゃあ、みらいちゃんの理想の上司はだれなのさ。」


みらい
「あたしでしょ、もちろん。」




博士
「で、しょうこちゃんは…。」


しょうこ
「わたしは自分からはあまりいろいろ言わずに、だけど部下をちゃんと見ていて背中で引っ張るような方、野球なら落合さん、俳優なら北大路欣也さんみたいな方かしら。」


博士
「なるほど。わしはやっぱりミスターじゃな。あの明るさと勢いはどんな時でも頼れる気がするしの。王さんでは気を使わせてしまうことに恐縮してしまうからな。野村克也さんもそれこそ合う合わないが激しそうじゃから、やっぱり長嶋さんじゃな。」


のぞむ
「ってか、博士の上司になれる年齢の人は限られちゃうよね。ぼくは桑田さんがいいなぁ。サザンじゃなくてね。人の話をちゃんと聞いてくれそうだし、人に合わせた指導をしてくれそうだし。」


しょうこ
「適材適所に人を使えるって、今の時代重要よね。部下だってそれこそ千差万別だし、カリスマがあればあるほど反発する人だっているしね。」


みらい
「そんな反発させないほどのカリスマを目指したいわね。実際の経営者だと、故スティーブ・ジョブズ氏やカルロス・ゴーン氏かしらね。」


博士
「みらいちゃんは正に視点がトップ下じゃな。まぁ、真に優れた組織はどこまで下がってもトップの意向がきちんと伝わることじゃがな。」


しょうこ
「あんまりトップ崇拝も恐いわよね。怪しい新興宗教みたい。少なくても自分の上司を信頼できて、その上司がさらに上司を信頼してて、それがトップまで行きつくのが理想なのかしら。」


のぞむ
「ぼくは自分の職場が平和ならトップは悪い人じゃなきゃいいくらいかな。結局自分が影響を受けたり与えられる範囲って限界があるしね。」


みらい
「そんな自分で限界決めるような男はダメね。それと、職場なんてお互いを高め合う場なんだから、平和なんて与えてもらおうと思わないの。」


博士
「みらいちゃんはのぞむくんに厳しいな。たが、言いにくいことを言ってくれる人が近くにいるというのも大事じゃぞ。」


しょうこ
「そうね、誰でも怒られたりするのは嫌だけど、自分では気づかないことを言われるのは必要なことだものね。理想の上司って、そういうのも含めてこの人が言うなら受け入れられるってことじゃないかしら。」


のぞむ
「スポーツ選手や芸能人なんかがよく例えられるのもそういうことかもね。実績や知名度のある人に言われたら納得って感じがするものね。けど、実際会ってないからそう言えるってのもあるよね。」


博士
「お互いさまじゃな。理想の上司に例えられる人だって、誰にだってイメージどおりに対応できるわけではないしな。むしろ、自分をよく知ってくれている人ほど本当は理想なのかもしれんな。」


みらい
「理想の部下ってのもあるわよね。トップと新人以外は常に上も下もいるわけだし。」


しょうこ
「自分のポジションによっても、周りのポジションによっても立場は変わるしね。誰とでも、とはいかなくても、よい人間関係を築ける自分であれば、理想に近づけるんじゃないかしら。」


のぞむ
「そうだね。結局は人間関係が基本だからね。自分が理想の上司、部下と言われるようになっていければ、周りともうまくやっていけるんだろうね。」


博士
「そういうことじゃ。(というか、こいつらまだ上司も部下もいない子どもたちじゃが・・・)」


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