posted on 2014年3月17日月曜日

なんJの転載禁止騒動



のぞむ
「博士。なんJが転載禁止になって早2週間ほど経つね。」


博士
「そうじゃな。VIPやなんJなど主要の掲示板の転載を禁止する措置が取られたことで、広告の多いまとめサイトは軒並み方向転換を迫られておる。あれからまとめサイトは見とるのかい?」


のぞむ
「うーん。たまに覗くけど、似たような感じでやってるところもあるけど、なんか今までと違う感じがしちゃって、違和感で楽しめないや。」


博士
「そうか。わしも元々2ちゃんねるを見ていた訳ではないから、なんJの存在もまとめサイトで知ったからな。よくもまあ次から次へと野球に関することで下らないことから、細かい記録や過去の思い出まで、楽しくやっとるなと思って見ておったが。」


のぞむ
「まとめる側がアクセス稼ぐ為に意図的にスレ立てたり編集したり煽ったりしてるとか、なんJ民のアフィ嫌いのコメントだったりを見ていると、何だか悲しい気持ちになって、楽しめなくなっちゃった。」


博士
「なんJ民にしてみれば、自分達が雑談してるだけなのに勝手に保存して、自分の意図と違う風に使われたり、何の関係もない人達に公開されているのは気に入らんよな。まして、それで楽して稼ごうなんてされていると思うと腹が立つのは分かる。」


のぞむ
「まぁ本来は掲示板というコミュニティに参加してる人同士のやり取りなんだけど、野球に造詣が深い人達も多いし、用語や慣用句も特徴的で面白いし、見てるだけでも充分楽しめるものだと思うし、だからまとめサイトにアクセスが高まったんだと思うよ。」


博士
「まぁ用語なんかも、元ネタがちょっとアレじゃったり、選手に対しても辛辣な書き方があったりと、公にはしづらい要素は多いがな。匿名の雑談だからこその部分であって、分かる人だけ分かればよく、逆に流行って欲しい訳ではないんじゃろうな。」


のぞむ
「内輪な話だと思ってしてるんだからね。でもあくまでネット上で見られるものだし、書いている人の個人についてとやかくいうものではないし、ただただみんな楽しそうだなぁと思って見ていたんだけどね。

  2ちゃんの掲示板って、ちょっと怖いイメージがあったけど、どん語(猛虎弁?似非関西弁?)のおかげで柔らかい感じ?だし、『すまんな  ええんやで』のやり取りにはやさしい世界を感じたよ。」


博士
「まとめサイトを見る限り、なんJ民は野球選手に関しては辛辣な表現を使ったりもするが、お互いをけなしあったりすることは少なく感じたがな。そういう意味でも2ちゃんねるのハードルを下げる役割はあったのかもしれん。」


のぞむ
「でも実際の掲示板をずっと見ているわけじゃないけど、少なくとも転載禁止の騒動が出てからはアフィカスへの攻撃性がハンパない感じがして、改めて2ちゃんねらーなんだって思っちゃったよ。」


博士
「アフィカスって言い方もどうかと思うがの・・・ まぁしかし、元々は内輪の話とは言え、まとめサイトを通じてこれだけの騒ぎになるくらい多くの人に認知されたということは、なんJ的な野球の見方が広まってきているということでもあるかの。」


のぞむ
「でも、今はおーぷん2ちゃんねるのまとめになっているよね。あそこに本来のなんJ民がいるのかどうかわからないけど、にわかな似非どん語(似非似非関西弁?)みたいにも見えてくることがあって、以前とはおんなじ温度じゃないのかなって感じるよ。『おんJ』とかマジカンベン。」


博士
「それこそ、まとめサイトの管理人達の集いになってしまっているという考え方もできるの。アクセスを集める意図だと勘ぐってしまうと、楽しそうな話題も冷めた目で見てしまうな。ちょうど視聴率を追いかけ続けて無理矢理笑いや感動を与えようとするテレビのバラエティー番組のようじゃ。」


のぞむ
「2ちゃんねる公認のまとめ師とか作ればいいのにね。アフィ収入じゃなくてちゃんと2ちゃんから収入が出るとか。せっかくのまとめサイトのいいところも、悪いところと一緒にすべて排除じゃもったいない気もするけど。」


博士
「まぁスマホでも見やすくするなど2ちゃんのハードルを下げる努力は運営もしておるのじゃろう。巨大掲示板であることは疑いのない事実じゃが、公の表舞台でトップを取ろうと思っとるわけでもないんじゃろうからな。あくまで本音で自由に語り合える場の提供ということじゃし、興味を持った人がそこへ参加してくれればいい、というスタンスなんじゃろうな。」


のぞむ
「正直、ぼくはなんJ民じゃないし、なんJ民になるかと言われるとどうだろうという立場なので、本来の居場所で盛り上がるなんJ民とは本来の距離があっていいんだと思う。けど、短い期間だったけどまとめサイトで見せてもらったやり取りは面白かったし、なんJのノリは好きだから、用語とか言い方とかはたまに使わせてもらいたいな。やきうのお兄ちゃんたちも許してくれるとうれしいんだけど。」


博士
「わしらの会話もまた内輪なものとして、ここでなんJ語っぽく使っていてもいいんじゃないかな。分かる人だけ分かればええし。」


のぞむ
「少なくともいい意味で影響は受けていると思っているし、転載するわけじゃないからね。それこそ、面白いテレビ番組を見て影響された、くらいのノリで。」


おかだ
「そうやでえ。」


博士
「わっ!なんじゃいきなり。どっから入ってきおった!」


おかだ
「ワイもなんJが好きなんやで。やきうの話とか三国志の話とかしたいんやで。」


のぞむ
「来たな、ニューキャラクター。最初に言っておくけど、彼は別に岡田彰布氏とは関係のない、単に岡田という名字の野球好きです。ひらがなで書いているけどますだおかだとも関係ありません。なんJもまとめサイトで見ていただけの素人(?)です。」


おかだ
「いきなり出てきてすまんな。」


のぞむ
「ええんやで。

 ってこれがやりたかっただけと言えばそれまでなんだけど、せっかくなんで野球の話題の時には出てもらおうかと思ってます。」


博士
「わしらの会話にどん語でカラむ訳か。ヘンに通ぶってなんJ民を怒らせんようにせんとな。」


おかだ
「気をつけるで。時々普通にしゃべることもあるかと思うけど堪忍してな。」


のぞむ
「堪忍してな、とか言うかな?ま、それがおかだのおっちゃんってことでいいかな?」


博士
「絡ませるのがめんどくさくなって、気づいたらいなくなってるなんてことにならなきゃいいが・・・」


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