posted on 2014年3月16日日曜日

宇宙兄弟ってやっぱり面白いね



のぞむ
「博士、昨日の宇宙兄弟見た?」


博士
「うむ。実写版の映画じゃな。想像以上に面白かったぞ。」


のぞむ
「マンがの実写版ってどうも微妙なものが多いけど、原作の世界を壊さずに作っているものは面白く見られるね。」


博士
「最近はキャストやキャラ設定を大事にしているものが多いな。

 小栗旬の六太なんかも、見る前はどうなん?って思っておったが、なかなかいい味出ておった。」


のぞむ
「ぼくも最初は大泉洋をそのまま出せばいいじゃん、って思ってたけど、モジャ男の小栗旬もダメ男っぷりがよく出ていたね。けど、漫画のムッタはもっと三枚目だけどね。」


博士
「日々人の遺書を見つける場面で、六太がソファーからポップコーンかなんかを取ろうとして落としてア゛ーッってなるところとか、おかしかったな。」


のぞむ
「岡田将生のヒビトや井上芳雄のケンジ、麻生久美子のせりかさんなんかもイメージが近くて良かったね。堤真一の星加さんくらいかな、イメージが全く違うのって。」


博士
「岡田くんと濱田岳って最近も映画で共演してるとかでテレビによく出ていたな。普通にしゃべってる岡田くんって日々人そのままな感じで、なかなかいい配役じゃったな。濱田くんのやっさんはしっかり演じられていたのが対照的じゃった。」


のぞむ
「これって後半はヒビトの事故とムッタの試験が並行していて、オリジナルな展開だよね。最後はちょっと駆け足杉内。」


博士
「そうじゃな。マンガ自体の進展もあったろうしな。けど、オリジナルの展開に持ち込んで批判されるのと受け入れられるのは、原作へのリスペクトとでもいうか、そういうものが感じられるかどうかじゃな。」


のぞむ
「デスノートとか、あれもオリジナル展開だったけど、あれはあれでかなり面白かったよ。カイジとかも藤原くんの二枚目っぷりとか、そもそも女性の出ない福本作品に主要キャラで出た天海さんとかあったけど、あれも良かったと思う。」


博士
「逆に20世紀少年なんかはキャストが良かった分、原作に忠実な1部は高評価じゃったが、2部・3部になるにつれ、無理矢理感が満載じゃったしな。」


のぞむ
「映画としての作りってのもあるんだろうけど、見るのが原作のファンだってことを忘れちゃいけないね。春波夫先生も『みなさんのおかげだって忘れちゃあいけないよ』ってお年玉をくれたしね。」


博士
「細かいネタはよい。まぁ、原作を知らない人でも取り込みたい気持ちは分かるが、そういう人が原作を読んだときに納得できる作りにはして欲しいよな。」


のぞむ
「映画だと時間の制約もあるから、何をはしょって何を入れるかも難しい問題だよね。個人的には福田さんのメガネとやっさんのメールのくだりは入れてほしかったなぁ。」


博士
「やっさん押しじゃな。宇宙兄弟はいろんな名場面・名言もあるが、何か印象に残っているものはあるかい?」


のぞむ
「いろいろあって、なかなかコレって決められないけど、映画の中ではヤンじいのセリフが良かったな。ロケットを飛ばすにはクルーやスタッフはもちろん、見守る人全ての想いが力になって飛ばすんだから、ムッタのモヤモヤも役に立ってる、みたいなやつ。」


博士
「ヤンじいも続編があればもっと活躍するのにな。わしはピコのネクタイを締めるのは仕事が終わったときに緩めるためだ、みたいなやつが好きじゃな。」


のぞむ
「手元にマンガがないから正確なセリフは出てこないね。ま、詳しくはネットで調べたり、ツイッターで名言botの人がいるだろうから、そういうのを見ると、あぁこれも!って出てくるだろうね。」


博士
「アニメは3月末で終わってしまうらしいな。たまーに見るとやってて、あぁ今この辺なんだって思うくらいじゃったが。」


のぞむ
「博士、来週はドラゴンボールをやるよ!なんだかんだで面白いのかな!?」


博士
「うむ。きっと面白いぞ。それこそ実写はヤバいがな!」


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