posted on 2013年9月28日土曜日

【新聞一面】みずほ銀 組員らに2憶融資



博士
「今日は銀行の不祥事の話題じゃな。みずほ銀行はまた業務改善命令を受けたのか。何度目じゃ?これで。」


のぞむ
「2000年以降で7度目だって。2年ぶり7度目。甲子園ならなかなかの常連校だね。あ、常連行、か。」


博士
「今回は暴力団員と知りながら融資を行い、それを2年以上放置した、とのことか。貸出先は個人で、暴力団の資金となった訳ではない、ということじゃが。」


のぞむ
「暴力団員がベンツ買うのにローン組んだってこと?今時の暴力団は車買うのにローンとか組むんだ。」


博士
「230件、という数字から、購入した車を売ったりして資金を得ているとも考えられるよな。

  反社会的勢力との取引を禁じているとのことじゃが、まさか勤め先に○○組とは書かんじゃろうし、具体的にどのような落ち度があったのか、よく分からんな。」


のぞむ
「悪いことは悪いんだけど、これまでの大規模システムトラブルとかと比べると、地味っちゃ地味だね。」


博士
「法令遵守を担当する役員で止まっていて、経営トップまで話が伝わっていなかったことも問題視されちょる。 そういう意味で業務改善命令は適切ではあるがな。」


のぞむ
「みずほ銀行って、もともとどこの銀行が合併したんだっけ?」


博士
「日本興業、富士、第一勧業の三行じゃ。いったんはみずほ銀行とみずほコーポレート銀行の二行に再編したらしいが、今年7月に合併してひとつになったそうじゃ。」


のぞむ
「システムトラブルの時もそうだったけど、元々の銀行同士の人やシステムでうまくいってない印象があるよね。」


博士
「うむ。今回も合併直後に公になったことから、そうした部分を改めて問題視する声もある。金融庁の調査で発覚したとのことじゃが…」


のぞむ
「内部告発とか、そういう可能性もあるんだろうね。」


博士
「どこまでが内部と言うべきなのか、分からんがな。

  確かに反社会的勢力への融資など、資金提供につながることは、一般市民の生活を脅かすことになるからいかんことじゃ。ただ、今回の件はどっちかというと、法令を守ること以上に大事なことを作ってしまっている組織自体の問題なんじゃないかと思うな。」


のぞむ
「銀行って特殊な組織っぽいよね。やっぱり大和田さんみたいな人がいるのかな。」


博士
「うむ。良くも悪くも強引な手腕を持つ人はいるじゃろうな。あれだけの大きな組織だし、扱っているものもお金という全国民の生活に影響するものじゃしな。」


のぞむ
「お金のあるところには悪い人も寄ってくるしね。せめて銀行の人はいい人であって欲しいね。暴力団とつながっていたりして欲しくはないけど、偉いさんや政府の人だって、悪い人はいるかもしれないね。」


博士
「そうじゃな。法令遵守は当然じゃが、法令を詳しく知っている者ほど、その穴も見つけやすい。皆の為に正しくお金を扱える人であって欲しいな。」


のぞむ
「なんか含みのある感じだね、博士。」


博士
「なんじゃかな。記事の意図もよくわからんかったしの。誰得なんじゃろうか、と。暴力団が違法に車を買うわけでもないなら、法令違反の意識もお互いに少ないじゃろうし。でも、いかんことはいかん。」


のぞむ
「金融庁がちゃんと管理してるのかってところも不安はあるよね。」


博士
「うむ。大きなお金の動く所に大きな力があったりするからな。だからこそ、小さなことでも公にして世間の目に曝させる必要はあるんじゃろうがな。」


のぞむ
「そうだね。結局これが大きくなって、暴力団が不正に資金調達する、とかにならなければいいんだもんね。」


博士
「お金を扱うということは責任が重いもんじゃからな。本当に、くれぐれも正しく平等に、皆のお金だということを心して扱って欲しい。」


のぞむ
「以上、博士からのお願いでした!」


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