のぞむ
「久しぶり~♪博士。」
「久しぶり~♪博士。」
博士
「おぉ!のぞむくんじゃないか!久しぶりじゃのう。どうしておったのじゃ?」
「おぉ!のぞむくんじゃないか!久しぶりじゃのう。どうしておったのじゃ?」
のぞむ
「いやね、プレステ3を今さらながら買っちゃってね。ゲーム三昧の日々を送ってたんだよ。」
「いやね、プレステ3を今さらながら買っちゃってね。ゲーム三昧の日々を送ってたんだよ。」
博士
「ほう、ゲーム機には興味がないのかと思ってたが、奮発したもんじゃのう。何をやっとるんじゃ?」
「ほう、ゲーム機には興味がないのかと思ってたが、奮発したもんじゃのう。何をやっとるんじゃ?」
のぞむ
「ジョジョのオールスターバトルをやりたいと思ったんだけど、発売まで時間があるから、プロ野球スピリッツ2013を買ってペナントレースを戦っているよ。田中のいる最後のゲームかもしれないからね。」
「ジョジョのオールスターバトルをやりたいと思ったんだけど、発売まで時間があるから、プロ野球スピリッツ2013を買ってペナントレースを戦っているよ。田中のいる最後のゲームかもしれないからね。」
博士
「ほう、プロスピか。パワプロじゃないんじゃな。」
「ほう、プロスピか。パワプロじゃないんじゃな。」
のぞむ
「うん。PS3のグラフィックスの凄さがどんなもんか見たかったしね。それにしてもスゴいリアルだね!Kスタのデーゲームとか、テレビ中継と変わんないよ。キレイだね。」
「うん。PS3のグラフィックスの凄さがどんなもんか見たかったしね。それにしてもスゴいリアルだね!Kスタのデーゲームとか、テレビ中継と変わんないよ。キレイだね。」
博士
「ふむ。PS4の発売も決まったようじゃが、ゲームもどんどん進化しておるな。」
「ふむ。PS4の発売も決まったようじゃが、ゲームもどんどん進化しておるな。」
のぞむ
「うん。オンラインとかも当たり前に出来るしね。ゲームは一人でやってるほうが好きだけど、アレもハマるとヤバそうだよね。
「うん。オンラインとかも当たり前に出来るしね。ゲームは一人でやってるほうが好きだけど、アレもハマるとヤバそうだよね。
それに、スマホのゲームもヤバい。暇さえあれば、LINEのポコパンやっちゃうよ。」
博士
「ゲーム中毒じゃな、それは。取り返しのつくうちにこっちの世界へ戻ってこいよ。」
「ゲーム中毒じゃな、それは。取り返しのつくうちにこっちの世界へ戻ってこいよ。」
のぞむ
「う、うん。。。実は最近いろいろ面白くないことばかり続いてさ、自分でも現実逃避だってわかっちゃいるんだけど。。。」
「う、うん。。。実は最近いろいろ面白くないことばかり続いてさ、自分でも現実逃避だってわかっちゃいるんだけど。。。」
博士
「ゲームその物が悪い訳ではなく、そこへ逃げてしまう人の弱さと、そうなりやすい環境が悪いんじゃろう。
「ゲームその物が悪い訳ではなく、そこへ逃げてしまう人の弱さと、そうなりやすい環境が悪いんじゃろう。
わしは、ゲームを悪者にする気もないし、またここへ来てくれたことは嬉しいが、『よく帰ってきてくれた』などと感動することもないぞ。のぞむくんがしたくてしてたゲームじゃ。気が済むまでしたらいいし、ゲームに勝てるほど魅力的なことが現実にないんじゃ仕方ない。」
のぞむ
「は、博士…」
「は、博士…」
博士
「ただ、ホントに現実がつまらなかったのかは分からんから、もしいいことがあったなら、それをスルーしたのは勿体なかったんじゃないかと。
「ただ、ホントに現実がつまらなかったのかは分からんから、もしいいことがあったなら、それをスルーしたのは勿体なかったんじゃないかと。
まぁ、説教臭い話になってしまうが、辛いことを乗り越える喜びや達成感、挫折を味わうことで得られる教訓などをスルーしちゃったことを後になって人のせいにしなけりゃそれでいいんじゃないかと思うぞ。」
のぞむ
「ありがとう、博士。大体博士の言ってる通りだよ。最初は嫌なことも頑張ってるから、ご褒美のつもりでやってたけど、段々そっちが楽で、そこに浸っていることを選んで、嫌なことから逃れる理由にまでしてたかもしれない。本来の目的からも外れてたよ。」
「ありがとう、博士。大体博士の言ってる通りだよ。最初は嫌なことも頑張ってるから、ご褒美のつもりでやってたけど、段々そっちが楽で、そこに浸っていることを選んで、嫌なことから逃れる理由にまでしてたかもしれない。本来の目的からも外れてたよ。」
博士
「ま、わしは何も聞かんしこれ以上も言わんがの。個々のゲームの話なら付き合ってやるわい。」
「ま、わしは何も聞かんしこれ以上も言わんがの。個々のゲームの話なら付き合ってやるわい。」
のぞむ
「そうだね。自分のことに関しては自分で受け入れていくしかないんだね。でも博士もジョジョゲーに興味あるでしょ。」
「そうだね。自分のことに関しては自分で受け入れていくしかないんだね。でも博士もジョジョゲーに興味あるでしょ。」
博士
「そりゃ、な。また、ボチボチ聞かせてくれな。止まった時間は動き出したんじゃろ?」
「そりゃ、な。また、ボチボチ聞かせてくれな。止まった時間は動き出したんじゃろ?」
のぞむ
「時は動き出す。が、9秒の時点でさらに俺が止めた。」
「時は動き出す。が、9秒の時点でさらに俺が止めた。」
博士
「(大丈夫かな…?)」
「(大丈夫かな…?)」