posted on 2013年9月24日火曜日

「夫婦で預貯金2000万」は除外 特養入居補助




博士
「さて、今日の一面じゃが…」


のぞむ
「ちょっちょっちょっ!何なのさ博士、いきなり。」


博士
「今日から始まった『新聞の一面トップについて語ろう』じゃ。」


のぞむ
「さては博士、ネタが尽きてきたね?」


博士
「…まぁ否定はせん。じゃが、話題に偏りが出来てもなんじゃしな。世間一般の興味関心の高いところや、ここでの話で『へー、こんなことが話題になってるんだ』と思ってもらえればとも思うしな。」


のぞむ
「新聞一面って、各紙全部やるの?」


博士
「いや、なかなか時間もかかるし、まずはわしの取っている読売新聞の一面トップでやろうと思う。余裕が出てきたりすれば、増やしてみてもいいがの。

  ただし、読売を取っているのはたまたまであって、話題が最も良いとか、読むことを勧めるとかではない。もちろん論調を全肯定する訳でもないし、全否定する訳でもない。」


のぞむ
「単なるニュースソースとして利用するってことだね。」


博士
「うむ。ただ、紙面の記事はネットで直接見られるわけではないので、参照元へのリンクなどは、あったりなかったりじゃ。ま、あくまでも『読売新聞の一面に載ってた』という冠が付くだけで、まさしく話題じゃな。

  わしらの意見も単なる個人的な見解じゃ。例によって話が脱線しまくって、何を言いたいのか分からんこともあるしな。」


のぞむ
「うん。前置きが長いね。けど、話題によっちゃ、ぼくらでは語れない内容もあるかもよ?」


博士
「そういうときは、わしの人脈からそれ相応のキャラを連れてくる。

  まぁ、それ以外のネタも今まで通りやるし、一面以外でも話題の内容に触れたりもするが、とりあえずデイリーなコーナーとしてやってみよう。」


のぞむ
「うん。で、今日の一面トップは?」


博士
「特別養護老人ホームなどの入居にかかる補助を高所得者には負担してもらおう、という厚生労働省の案についての話題じゃな。」


のぞむ
「こういうのって、裏には低所得者に優しいってイメージがあるようだけど、実際は不公平感が薄れるだけで低所得者の負担そのものが変わるわけじゃないんだよね。」


博士
「所得税なんかもそうじゃが、あるところから取るというのは間違ってはいないんじゃが、そもそも本当にその負担が必要なのか、が明らかになっておらんものが多いな。だからどうせ取る(取られる)なら痛み分け、みたいな結果になってしまう。」


のぞむ
「介護って切実で複雑な問題だよね。家族が面倒見られないことも問題だし、介護施設が急激に増えて雇用面とかの構造も変わってきているからね。」


博士
「お金がないからみんなが働かないといけない。みんなが働くから高齢者の面倒が見られない。そこでお金を払って施設に見てもらう。経済として、社会として正しいのかどうか分からんが、そういう方向へ向かっていることは確かじゃ。」


のぞむ
「今回のは高齢者の夫婦って事だよね。収入だけじゃなく、預貯金や不動産などの資産持ちも補助が受けられなくなるってこと?」


博士
「そうじゃな。まさに『老後の蓄え』になってしまうわけじゃ。自分達の面倒は最後まで自分達で見る、当たり前と言えば当たり前じゃが、家族のつながりが薄れてしまっているようで寂しいな。」


のぞむ
「おじいちゃんおばあちゃんも孫にお金をかけられなくなっちゃうね。」


博士
「親が祖父母の面倒を見て、祖父母が孫の世話を助けて。そんな時代ではなくなってきておるのかもしれんな。

  親は精一杯子育てしても、子が親になったとき自分達の面倒は見てもらえん。子も自分の子で精一杯。世知辛いな。」


のぞむ
「子どもを育てるのが大変だと少子化問題にもつながるしね。もう少し余裕のある社会になってほしいね。」


博士
「それと、今回の話でも『預貯金2000万以上が補助が受けられない』ではなく、『2000万未満なら補助が受けられる』なんじゃよな。」


のぞむ
「ん?どゆこと?」


博士
「今もそうなのかもしれんが、補助を受ける際申請か必要で、そこで預金や資産を証明することになる。手間が増えるし、虚偽がないかのチェックも必要じゃ。

  お役所仕事なんで仕方がないのは分かるが、『低所得者に優しい』感じはせんの。」


のぞむ
「決まりを作ると必ず抜け道やギリギリを探す人はいるからね。補助ありきの福祉にならない限り、結局苦しいのは低所得者なんだよね。」


博士
「まぁ、社会全体のいろんな問題をはらんでいるから、福祉や介護の制度だけいじれないんじゃろうが、どこかで変えていくようになるんじゃろうか?」


のぞむ
「まぁ厳しいよね。この制度ありきで幸せになる方法を考えていくしかないよね。DIOの『天国へ行く方法』のノートに書いてなかったのかな?」


博士
「承りが燃やしてしまったから、書いてあっても無理じゃ。またワケわからんネタをはさみおって。」


のぞむ
「けど、2000万かぁ~。老後にそんだけ持てるかな?無理じゃね?

  ちなみに現役老後世代の博士はいくら蓄えがあるのかな?」


博士
「野暮なことを聞くない。わしの資産は海賊狩りの賞金をベリーでもらってるからこの社会では使えんのじゃ。」


のぞむ
「…何その無理矢理ワンピースオチ…」


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